「WBCを現地観戦した人は…」中道・小川代表が“閣僚の危機意識“を抜き打ちチェック
(写真:時事通信)
大谷翔平選手(31)などスター選手らが出場し、熱戦が繰り広げられているワールドベースボールクラシック(WBC)。日本代表が3連勝で1次リーグ突破を決めたわけだが、そのウラでWBCにまつわる質問が衆議院予算委員会で投げられて話題になっている。
9日、中道改革連合の小川淳也代表(54)が同委員会の集中審議の中で“WBC”に関連する質問を閣僚に投げかけたのだ。
「少し世間的な話題で、WBCがいま随分盛り上がっています。Netflixしか見られないのはやや複雑な思いですが」と前置きした小川氏は、高市早苗首相(65)が侍ジャパンの2戦目となる7日の韓国戦で始球式を務める予定だったが、取りやめたことについて言及。「総理は(緊迫する中東情勢を見て)状況を見てそういう判断をされたと思います」と心中を案じた。
さらに小川氏は「当然、3月6日から8日までの試合観戦も控えられたんですよね」と質問すると、高市首相はうなずいた。その上で「総理は始球式を控え、試合観戦も控えている。
せっかく13人も閣僚が来られているので聞きますが」と、野党が要求した以上の人数である13名の閣僚が同席していることを踏まえて、“予想外の質問”を行なった。
「この中で、私は6日から8日にかけて現地に試合観戦に行ったという閣僚がいたら手を挙げて、主旨を答弁してください」
質問を受けて、片山さつき財務大臣(66)が手を挙げると、小川氏が「本当に一人ですか」と念押し。少し遅れて木原稔官房長官(56)も手を挙げ、小川氏が「ちょっと、危機管理上…」と発言したところで、坂本哲志予算委員長(75)から質問時間終了が迫っていることを告げられ、“時間切れ”となった。
小川氏は「(終了時間)ですか。答弁はまた一般質疑で、後続打者に委ねたい」と他の議員に追求を託す“送りバント”を見せる場面も。「総理もご存じだったか、ご存じでなかったか、2人の閣僚にはあらためて答弁を求めたいと思います」と述べて終了となった。
「小川氏としては、2月28日に始まったイラン攻撃による国際情勢の緊迫化のなかで、閣僚が野球観戦をしたことについて問題視する狙いがあったのでしょう。元球児として知られ、身近なWBCという野球の話から“自民党の緩み”を追求したかったようですが、うまく行きませんでしたね」(全国紙政治部記者)
無念の“コールドゲーム”となった小川氏だが、次回の対戦は果たしてーー。