愛あるセレクトをしたいママのみかた

「円安でウハウハ」「国益に反する」中央公聴会で高市首相の経済めぐる識者評価が真っ二つ…SNSでは“ホクホク”発言を受けた懸念も

女性自身
「円安でウハウハ」「国益に反する」中央公聴会で高市首相の経済めぐる識者評価が真っ二つ…SNSでは“ホクホク”発言を受けた懸念も

高市早苗首相(写真:時事通信)



3月10日、衆院予算委員会は’26年度予算案採決の前提となる中央公聴会を開催。公述人として、嘉悦大の高橋洋一教授(70)、慶應義塾大大学院の小幡績教授(59)など各党が推薦した有識者が、議員の質疑に答弁した。

質疑では、高市早苗首相(65)が掲げる経済政策が議題に。参政党・豊田真由子議員(51)は「“経済強くを豊かに”という時に、高市政権対して“ここは間違っている”“こうした方がいい”とか、アドバイスをお願いできれば」と見解を求めたのだが、これに対する小幡氏(国民民主党推薦)、高橋氏(日本維新の会推薦)の主張が真っ二つに割れ、SNSで大きな注目を集めている。

まず、豊田氏の質疑に答える前段で、小幡氏は、高市氏肝いりの“責任ある積極財政”を「積極財政という言葉自体、気合いを示したものだけですので、全く評価をどうしていいかわかりません」と論じ、このところ円安基調が続いていることについて、「異次元の金融緩和は良かったこと、悪かったことがありますが、副作用がひどく残っています。政府はデフレ脱却宣言を明確にして、“強い円は日本の国益”と高らかに宣言することが重要」とコメント。そして、豊田氏の求めに対しては、こう回答した。

「先ほども申し上げましたが、円安、通貨安は国益に最も反することで、それは世界共通。
その点だと思います」

財政支出の拡張は円安を誘発するリスクがあるが、それを「国益に反する」と懸念する小幡氏。いっぽう、続いて答弁台に立った高橋氏は、「通貨安というのは悪くない」と切り出し、小幡氏含めて出席者の笑いを誘った。

さらに、高橋氏は「近隣窮乏化というのを習ったことがありますよね。自分の国だけ通貨安になった時に、自分の国はいいけど、他国には都合が悪いという話です。古今東西成り立つ話なので、どの国際機関のモデルで計算してもいいですが、これは内閣府のモデルも一緒です。日本が円安に10パーセントになると、日本の経済成長率は0.4~1.2ぐらい上がります。で、アメリカとEUが下がります。逆にアメリカが同じ状況になると、アメリカだけ上がって、日本とEUが下がります」と解説。
他国に“文句を言われない”うちは円安を許容すべきだとし、以下のようにも語った。「円安になった時は、はっきり言ってGDP上がるんですよ。さらに言うと、円安になると、日本は外為特会を持ってるんで、“ウハウハ”です。私は“ホクホク”とは言いませんけど、“ウハウハ”と年中言っています。要するに外為特会で150兆円ぐらい持っていますから、これの益が増えますんで」

また、円安に苦しむ人が存在することを認めつつ、その対策は「すごく簡単」と高橋氏。その上で、「円安になって非常に日本は今ラッキーかなという気がします」と締めくくった。

円安で“ウハウハ”といえば、高市氏も同様の言葉を口にしたことがあった。

「高市首相は1月31日、衆院選の応援演説で円安のメリットとして『外為特会の運用が“ホクホク”状態』と発言。
これが“円安を容認している”と波紋を呼び、高市首相は後にSNSで《円高と円安のどちらが良くてどちらが悪いということはなく、『為替変動にも強い経済構造を作りたい』との趣旨で申し上げました》と釈明するに至りました。

なお、外為特会(外国為替資金特別会計)の余剰金を、減税などの財源として活用すべきだという政党もありますが、本来は為替介入の原資として運用されているもの。さらに、高市氏の“外為特会ホクホク”発言を受けて、メガバンクであるみずほ銀行が、レポートで《『(編注・外為特会はドル売り原資のため)ドル換算でいくら保有しているか』が重要な要素になるのであり、『円換算で見れば大きい』という話は意味を持たない》《円安も進行している。今後、直面する値幅とスピード次第では保有資産の大規模な売却を強いられる淵に立たされている事実こそ、今、懸念すべき話だ》と警鐘を鳴らし、これも話題を呼びました」(WEBメディア記者)

高市氏の“円安ホクホク”発言が波紋を広げたこともあり、同じような持論を展開した高橋氏がXで注目を集めることに。また、高市氏率いる自民党ではないものの、連立の一翼を担う日本維新の会が推薦したこともあってか、円安に対する与党の認識を懸念する声が上がった。

《間違った認識からは間違った政策しか生まれませんが、大丈夫?》
《爆笑してる議員……いるな国民は全然笑えないけど?》
《円安でホクホク、ウハウハとか、自国の通貨価値が下がって喜ぶような人が、政府や与党にいるはずがない》

いっぽう、円安に一貫して否定的だった小幡氏と比較して、高橋氏の意見に感心するユーザーも多数見られた。《高橋洋一先生の議論はデータに基づいているので、反論の余地がありません》
《高橋先生を国会に呼んだ日本維新の会の勝ちですね》
《円安って悪くないんだ税外収入が増えるとか、、勉強になりますね》

提供元の記事

提供:

女性自身

この記事のキーワード