「いつもと様子が違う」高市首相 統一教会との関係問うた中道議員に対する「5分ぶっ通し答弁」にSNS騒然…苛立ち両手拳で台を叩く場面も
高市早苗首相(写真:時事通信)
3月4日、東京高裁から宗教法人法に基づく解散命令を受けた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)。安倍晋三元首相が凶弾に倒れて以降、日本の政治家と教団の接点が取り沙汰されてきたが、高市早苗首相(65)も例外ではなく、これまで幾度となく接点を否定してきた。
そんななか、3月12日の衆院予算委員会では、中道改革連合の早稲田夕季議員(67)が高市氏と教団の接点を追及。高市氏が教団系メディアの取材に過去5回応じた経験や、高市氏の名前が“32回”登場するという教団の内部資料「TM文書」、そして、教団の友好団体が過去に高市氏の政治資金パーティー券を団体名義で購入していたとの一部報道を材料に、「接点があったのかなかったのか無かったのか」と問いかけた。
高市氏は、「名誉にかかることですから申し上げる」と切り出し、「過去に旧統一教会の関係と知らずに、取材を受けたことがあったのは事実で、すでに自民党にも報告しております」と説明。当時、教団系メディアは教団関係とは把握しづらい名称で活動していたとし、「インタビューの依頼などがあれば、若い頃は割と真面目に受けていました」とも語った。
また、教団友好団体のパー券購入に関する報道については、「これも前回、国会でお答えしましたが、そのような記録はございません」と否定。続けて、TM文書に自身の名前が32回登場したことをめぐって、「確かに32回出てきますけど、これ総裁選の様子をずっと書いてあるんですね。
2人の女性が立候補しています、“高市早苗”前総務大臣と、“野田聖子”という前郵政大臣、総務大臣ですよと。“女性の活躍”というところで出てくる。次に“総裁選の最新状況”というところで、立候補者全員出てきます。岸田さんだったり、野田さんだったり、河野太郎さんだったり、みんなの名前が出てる」と主張した。
そのほか、文書の一部内容について、「(総裁選の)結果も出ています。で、私の出身地はなぜか神奈川県になっています。そして“岸田さんや高市さんが総裁に選ばれることが天の望みだと思われます”ということで、(教団側は)岸田さんか高市さんならいいな、と思っていらしたのかもしれません」と言及。
そして、高市氏は「確かに32回出てきますけど、私の何か直接的に関係がある部分は1カ所もないじゃないですか。
だから、これはちょっとあんまりだと思います。“安倍首相が私たちと高市氏と繋げてくれることは間違いない”という願望みたいなことも書いていますけれど。結局、繋がりがないから、繋げてくれるかもしれないという願望は書いていますが……」と手元の資料を読み上げたところで、資料を答弁台に置き、両手拳で台を軽く叩きながら、こう訴えた。
「でも直接的な関係について、言及ないじゃないですか。だから32回、総裁選挙の結果、その後、私や他の候補者がどの役職に就いたか、が合計32回です。全部読みました」
高市氏がこの答弁に要した時間は約5分。特にTM文書に関する答弁では苛立ちを隠さず、不満げな表情のまま自席に戻り、腕を組んで早稲田氏の話を聞く場面もあった。
《接点は無かったということでにしてもキレ過ぎ》
《興奮しすぎだろ。
接点はありませんと答弁すればいいだけなのに》
《旧統一教会について突っ込まれた高市がめちゃくちゃイライラしながら答弁してて草だった》
《いつもと様子が違う》
高市氏といえば、つい最近も、教団関連の話題に不快感を示していたことがあった。
「衆院選公示前日の1月26日、高市首相は『news23』(TBS系)で行われた党首討論に参加。番組では、れいわ新選組の大石あきこ共同代表がTM文書やパー券問題について高市首相を追求しました。これに対し、高市首相はTM文書を“出所不明”と切り捨てた上で《名誉棄損だと思いますよ》と猛反論。さらに、別の討論番組でも、大石氏から再びTM文書を突かれ、高市氏が鋭い目線を向ける場面がありました。
なお、高市首相は教団との接点を否定しているだけでなく、教団に関する知識もほとんどないことが明らかになっています。というのも、昨年9月にお笑い芸人・ 中田敦彦さん(43)のYouTubeに出演した際、教団の創始者・文鮮明(ムン・ソンミョン)氏の名前を答えられず、現在の教団トップ・韓鶴子氏についても『あ~あの、“ツルコ”って言っちゃダメなんですよね』と明確に答えることができませんでした。中田さんも『勉強家の高市さんが一切調べていなかったというのが非常に驚き』と思わず反応していましたよ」(WEBメディア記者)