「明らかに引き攣ってた」高市首相 トランプ大統領の「真珠湾」発言に見せた“表情”にSNS騒然
高市首相とトランプ大統領(写真:時事通信)
3月19日(日本時間20日未明)、米ワシントンで行われた日米首脳会談。会談冒頭、高市早苗首相(65)は「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけ」とトランプ大統領(79)を持ち上げ、トランプ氏も混迷を極める中東情勢をめぐって、「日本は責任を果そうとしている。NATO(北大西洋条約機構)とは違う」と日本に一定の評価を与えた。
会談に先立って、トランプ氏は日本などの同盟国に対し、事実上封鎖されているホルムズ海峡への艦船派遣を重ねて求めてきた。厳しい交渉も予想されるなか開催された首脳会談という公式の場で、トランプ氏が高市氏に派遣を迫るかが注目されたが、具体的な要求はなく、SNSでは“ひとまず切り抜けた”といった声も漏れた。
とはいえ、会談冒頭ではヒヤリとするトランプ氏の発言も。それは、日本の記者がトランプ氏に対し、「日本とアメリカは非常に友好的な関係だが、なぜヨーロッパや日本などアジアの同盟国に対し、イラン攻撃を事前に伝えなかったのか」と質問した場面だった。
これに対し、トランプ氏は「サプライズ(奇襲)を仕掛けたかったので、誰にも伝えなかった」と答えると、組んでいた両手を広げる仕草を見せ、以下のように続けたのだ。
「サプライズについて日本以上に詳しい国はないだろう。なぜ我々に『パール・ハーバー』(真珠湾)のことを教えてくれなかった?」
トランプ氏の唐突な発言に、周囲では「ガハハ」と笑いが起こった。そして、この場面は日本のメディアも多数取り上げたほか、現地メディア『ニューヨーク・タイムズ』は専門家の話として、《トランプ氏の前任者たちは日本の指導者の前で真珠湾攻撃について長々と語ることを避けてきた》《トランプ氏の発言は「異例で、衝撃的だった」》と報じた。
いっぽう、トランプ氏の“タブー破り”をめぐって、日本のSNSで注目を集めているのが、すぐ隣で聞いていた高市氏の表情だ。トランプ氏が「サプライズについて日本以上に詳しい国はないだろう」と発したところで、高市氏は前傾姿勢から少し上体を起こし、目を大きく見開いて、少し引きつったような笑顔を浮かべていたからだ。
Xでは、この場面を切り抜いた動画が拡散され、高市氏の形容しがたい表情に、こんな反応が寄せられた。《高市さん明らかに顔引き攣ってた・・敵国と同盟国じゃ違うだろ!》
《パールハーバー発言直後の高市さんの顔、めっちゃ耐えて呼吸止めた瞬間がある》
《高市サンの見たこともないような引きつった顔がすべてを物語ってる》
《真珠湾の話の際の高市総理驚きと共に複雑、何とも言えない表情、本当にお疲れ様です》
なお、高市氏は「パール・ハーバー」のくだりで自身の見解を挟むことはなかったが、山尾志桜里元衆院議員(51)は20日に更新したXで、高市氏の外交を以下のように評価していた。
《真珠湾はあの場で切り返せる類の話ではなく、言わせておくという冷静な態度でこれまた正解。
外交の場でのボディランゲージには国民として思うところはありますが、それも含めて結果としてトランプ氏との関係を管理してみせたわけで、国際社会がみてるのはほぼ結果だけという現実からすると、失点を得点が大幅に上回った白星というべきでしょう》
エネルギー資源に乏しい日本にとって、中東情勢の早期鎮静化は急務。アメリカだけに限らず、高市氏には多角的な外交で解決に導いて欲しい。