《アディーレで同僚刺殺事件からわずか8カ月》サンシャインシティで“再びの凶行”に近隣会社員も「異常です」と恐怖
臨時休業中のポケモンセンターメガトウキョー(写真:本誌写真部)
3月26日午後7時すぎ、東京・東池袋の複合施設「サンシャインシティ」2階にある「ポケモンセンター メガトウキョー」で、アルバイトの女性(21)が男に刃物で刺されて死亡する事件が発生。男も自分の首を切りつけ、間もなく死亡した。
各社報道によると、男は住所、職業不詳の広川大起容疑者(26)で、女性とは’24年10月~昨年7月まで交際関係にあったという。また、昨年12月に女性から警察に「つきまとってくる」との相談があり、ストーカー規制法違反容疑で広川容疑者を逮捕。その際、車の中から果物ナイフが見つかったため、今年1月に警視庁は銃刀法違反容疑で広川容疑者を追送検し、さらに、女性に対する盗撮の容疑でも再逮捕されていた。
そのほか、警視庁は女性に関係先への避難、勤務先変更などを助言し、女性は親類宅に一時身を寄せたものの、勤務先については「ポケモンセンターで働くのが夢だった」と話していたことも報じられている。
そんな女性の夢を一瞬にして奪い去った凶悪な犯行。一夜明け、本誌記者が「ポケモンセンター メガトウキョー」を訪れると、店やポケモン関連の飲食店はシャッターが下り、警備員が配置されるなど、物々しい雰囲気が漂っていた。
ただ、昼になると、シャッターが下りたポケモンセンター前の通路も、外国人観光客や買い物客であふれ、フロアは活況を呈しはじめる。
ポケモンはいまや世界的人気コンテンツで、日本のポケモンセンターは多くの外国人観光客の注目の的だ。この日は、休業していることを知らずに店に来たと思われる外国人も複数見られ、皆一様にスマホをチェック。どうやら、その場で事件を知った様子だ。
ポケモンセンターが「旅の目的の一つだった」というスイス人の男性は、本紙の取材に対し、「(事件は)さっき知りました。楽しみにしていましたが、こればかりは仕方ない」と話す。そして、若い女性が亡くなったことについて「残念で、とても悲しい」と述べると、「(事件現場では)大勢の子どもが見ていたのではないでしょうか。ショックだったでしょうね」とも語った。
また、近隣のホテルに宿泊し、孫のプレゼントを買いにきたという台湾出身の夫婦は、店の休業を知り肩を落とす様子だったが、本誌記者が事件の概要を伝えると、「そんなことがあったとは知りませんでした。いたたまれない気持ちです」と憐れんでいた。
外国人にとっても驚きの今回の事件だが、事件現場の近隣で働く人にも大きな衝撃を与えている。というのも、昨年7月、サンシャインシティの中核をなす高層ビル「サンシャイン60」に本店を構える全国有数の法律事務所「アディーレ法律事務所」で、従業員の男性が同僚に刺殺される事件が起こったばかりだからだ。
本誌記者がサンシャイン60に出入りしていた男性に話を聞くと、男性は被害女性を悼みつつ、7月の事件と今回の事件を絡めて、以下のように語っていた。
「働いている身からすれば、怖すぎます。1年も経ってないですから。何が起こってるのかという感じ。
異常です」
このような事件は、二度とあってはならない。