「手がかりがあれば教えてほしい」と祖母は涙して…近隣住民が語る“家族の姿”《安達結希くんが遺体で発見》
4月13日、山の中から遺体で発見された安達結希くん(京都府警HPより)
3月23日、行方不明となった京都府南丹市の小学校・安達結希くん(11)。のべ1000人以上による大規模な捜索がおこなわれ、3月29日に黄色の通学用カバン、4月12日に結希くんのものと思われる靴が山林で発見された。そして、状況が動いたのは4月13日のことだ。事件担当記者が解説する。
「身元不明の子どもの遺体が発見され、翌14日には結希くんだと発表されました。遺体はあお向けで野ざらしの状態だったようです。刺し傷などの目立った外傷はなかったのですが、腐敗が進んでいました。司法解剖の結果、3月下旬に亡くなったとされています」
遺体の発見から2日後、15日には安達さんの自宅周辺に広範囲な規制線が張られ、多数の警察官の姿が。
死体遺棄の疑いで家宅捜査がおこなわれたのだ。
「結希ちゃんは明るくてな……おばあちゃんっ子やったんよ」
近隣住民が、肩を落としながらこう話す。
「安達家いうたら昭和初期くらいからある御殿みたいなお家やね。結希ちゃんの曽祖父が農家やったんよ。高齢で1、2年ほど前に亡くなったんやけどね。祖父は、それよりもずいぶんと前に癌で亡くなってしまったんよ。せやから結希ちゃんは、母親、祖母、曽祖母、そして義父の4代で住んどったんよね。
曽祖母は社交的な人でね、サロンいうて地域の年寄りばっかりが公民館に集まるようなものに行ってましたよ。
結希ちゃんの母親は東京で美容師として働いていたけど、離婚して南丹市に戻ってきた。曽祖母は『昔、東京行っとった子が子連れバツイチで帰ってきたんや』言うてましたよ。結希ちゃんがかなり小さいころですよ。
結希ちゃんの母親は、3人兄弟の末っ子ちゃんやね。お姉ちゃんは外に出たけど、お兄ちゃんは安達家のすぐ隣にある新しいお家にお子さんと一緒に住んでいます。
曽祖父が亡くなってからは、代わりに村の役割とかを決める集会に来てはったみたい。近所付き合いはいいほうじゃないかな」
別の住民は、結希くんが行方不明になったあとの祖母の様子を思い出して胸を痛める。
「周囲を探し回り、近隣住民に『何か手がかりがあれば教えてほしい』と声をかけて泣いてはったんです。
結希くんをえらいかわいがっていて、てっきりおばあちゃんが育てているんだと思っていました。
義父については、『新しい人が来たけど誰やろね』って近所で話になったみたいやけど、わたしは見たことないんですよ。あんまり顔が広い人ではなかったのかな」
多くの愛を受けて育った結希くん。いったい何があったのか、真相解明が待たれる。
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