「注意すると親に睨みつけられ…」大阪・だし巻き玉子専門店の“子連れ入店お断り”に賛否…店主が明かした迷惑子連れ客”の実態
大阪の出し巻き玉子専門店「百花」(写真・同店Instagramより)
大阪市で人気の「だし巻き玉子専門店」の決断が話題を呼んでいる。
「未就学児を連れた客の入店を断るという方針を決めた『百花』という店です。3月26日から実施しているそうです」(WEBメディアライター)
2024年、カフェから業態をリニューアル。タレをかけたごはんがすべて隠れるほど、巨大なだし巻き玉子を載せた「だし巻き玉子重膳」や「だし巻き玉子サンド」などが評判で、週末には5時間待ちができる超人気店だ。
そんな同店が、公式XやInstagramで、一部の客の入店を制限する理由を説明した。
「《騒がれたり、ソファーでドタドタ遊ばれますと、他のお客様に大変ご迷惑となります》としたうえで、《外でお待ちいただいている間も、走り回ったり、他の敷地内で遊んでいたりが多く》《そのお子様を全く見ずに携帯ばかりの親御様もたくさんいらっしゃいました》と、現状への危機感を訴えています」(前出・WEBメディアライター)
さらに、《暴れてる騒いでるお子様に何も言わない親御様、子供だから仕方ないと逆ギレする親御様や、大声で嫌味を言う親御様》などに繰り返し対応してきた結果、《限界がきてしまいました》と胸の内を明かしている。
一方でマナーをわきまえる保護者にもこの取り決めを強いてしまうことの心苦しさも訴えつつ、理解を求めた。この決断に対し、Xでは賛否が分かれた。
《責任追及社会に怯えた店側経営者の過剰反応》
という揶揄も見られる一方、
《子供を野放しなのは親の責任》
《子どもだからって何でも許されると勘違いしてる無責任な親が多すぎる》
と支持する声も多い。記者は今回の方針に至った経緯について同店の店主に取材した。
「それまで私どもはお子様セットも用意していて、お子さんはウエルカムだったんです。ただ、小さい子なので仕方ない部分もあるんですが、壁をドンドン叩いたりして、『危ないよ~』と軽く注意すると、それまで携帯電話を見ていた親が睨みつけてくることもあって……どう対応したらいいのか、悩む場面が増えてきたんです」
外で並んでもらっているとき、子どもが車道に飛び出しそうになるときがあったという。「家族3人で回している小さな店なので、外で待っている方を常に見に行くことができないんです。一番心配なのは、お子さんのケガですからね。何か起きてからでは、ほんとうに遅いです」
もちろん、「未就学児」かどうかについては店側で厳密に確認することは難しく、最終的には客の判断に委ねているという。
この対応については「頑張ってください」といった温かい声が多く寄せられているといい、当面は継続していく方針だ。
“子供歓迎”から一転しての入店制限。苦渋の決断に踏み切った背景には、一部の子連れ客の態度と安全管理への強い危機感があった。少数の利用者の公共心の欠如が、こうして結果的に、家族で行ける店を減らしているのだ。