《“遅すぎる”と批判の声》玉城デニー知事 辺野古事故から1カ月後の訪問表明に疑問噴出…県庁担当者が答えた「理由」
4月16日、記者団の取材に応じる沖縄県の玉城デニー知事(写真:共同通信)
沖縄県名護市辺野古沖で同志社国際高(京都府)の生徒ら21人が乗った2隻の船が転覆。2年の女子生徒と船長が死亡、生徒12人を含む14人が負傷する痛ましい事故が起きたのは2026年3月16日だった。
「生徒たちは『平和学習』の目的で辺野古沖から米軍普天間基地の移設工事が行われている様子を見学していたところ、突風と波に見舞われ転覆したとみられています。
船の運航団体が『ヘリ基地反対協議会』だったことや、ボートの安全性、学校側と運営団体との意思疎通の不備なども問題視されました」(社会部記者)
事故から1カ月後の4月16日、玉城デニー知事が県庁で記者団の取材に応じ、「追悼のために現場を訪問する」ことを表明した。
これに対しXでは、《1カ月も経ってようやく》などの遅すぎるのではないかという声が多く、『天久鷹央の推理カルテ』などで知られる作家の知念実希人氏も4月16日、自身のXに沖縄タイムスの報道を引用しながら《まだ行ってなかったのか……(絶句)》と投稿していた。
なぜ、この時期の表明になったのか。沖縄県庁の担当者に聞いた。
「事故直後から、知事には現場に赴いて追悼の意思表示をするお気持ちはあったのですが、捜査の最中だったので『現場に迷惑がかかってはいけない』ということで(訪問する)時期を探っていました。
また、3月は年度末ということもあって知事の日程調整が難しかったということもありました」
玉城知事は記者会見で、ゴールデンウィークまでに「すべての観光客への注意喚起や再発防止策を取りまとめ、安全、安心を確立しなければならない」と語った。
2026年9月13日には沖縄県知事選が実施される。この事故も争点のひとつになることだろう。
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