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洗濯物は手洗い、夕食はヒロインのマネージャーのおごり。朝ドラ『ウェルかめ』イケメンが語る大阪ロケの極貧生活

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洗濯物は手洗い、夕食はヒロインのマネージャーのおごり。朝ドラ『ウェルかめ』イケメンが語る大阪ロケの極貧生活

『ウェルかめ』でヒロインに恋する一平を演じた武田航平



「『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(フジテレビ系)や映画『クローズZERO』で共演した先輩方を見て、自分も本気で俳優として頑張っていきたいと決心。『ウェルかめ』のオーディションを受けたのも、そんな強い思いがあったからです」

こう語るのは、武田航平さんだ。選考が進んでいくと、応募者の数も絞られていった。

「何回目かの選考で、5~6人の登場人物のセリフが書かれた紙を渡されたんです。どう考えても、ヒロインの相手役は『勝乃新』だったのですが、ボクは『一平』を演じることに」

漁に出る芝居を始めたが、セリフを言い終えても合図がない。

「だからそのままアドリブで演技を続けたんです。登場人物の関係性も知らされていなかったのですが、ボクは『一平』だから、『三平』役は弟だと思い込み『おい、何やってんだ!コノヤロウ!』って、子分のように扱ったんです」

カットがかかると、選考しているスタッフが噴き出した。

「『三平は、一平のお父さんですよ』って(笑)。
でも、そんなアドリブが印象に残ったのか、一平役をいただくことができました」

NHK大阪の制作だったため、半年間、大阪でホテル生活。当時は収入も少なく、コインランドリー代が惜しくて、洗濯物は自分で手洗いしていた。

「ヒロイン役の倉科カナさんの男性のマネージャーさんが、ボクの懐事情を察してくれて、倉科さんとご飯に行くときに、ボクも誘ってくださったんです」

父・三平は嶋大輔が演じた。

「頭を叩かれて『あいた』って痛がるシーンが多かったのですが、嶋さんからは『叩かれても痛がらず、まっすぐ前を見据えたほうがおもしろいぞ』とアドバイスをいただきました。一平が、ヒロインに告白してフラれるシーンは、正名僕蔵さんが『航平くん、泣いて天を仰ぐくらいまでやっちゃっていいよ』とアドバイスしてくれました。本番ではそのとおりに演じたのに、なぜか僕蔵さんだけが大笑い。『本当にそこまでするとは思わなかった』って(笑)。

でも、一平はまっすぐな性格だったので、すごくいいシーンになったと思います」

多くの出演者に揉まれながら一平を演じきった。
「俳優には演じる技術だけではなく、人と人とのつながりや人間力も重要だということを学ばせていただきました」

連続テレビ小説『ウェルかめ』(NHK、2009~2010年)

懸命に海に向かっていくウミガメの子供に、世界へ向かう自分の姿を重ねた主人公の浜本波美(倉科カナ)が、編集者として一歩一歩夢に向かって邁進する。最初に勤めたファッション誌も故郷の情報誌も、次々廃刊してしまうのが悲しい……。

【PROFILE】

たけだ・こうへい

1986年生まれ、東京都出身。15歳で芸能界入りし、2008年の『仮面ライダーキバ』で人気を博す。放送中の主演ドラマ『スモークブルーの雨のち晴れ』では、脱サラ&アラフォーのBL男子を好演。

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