「リアルを理解してない」高市首相の“ベビーシッターはニーズある”発言に賛否…子育て世帯からは「別に悪くない」の声も
高市首相(写真:時事通信)
11日に参議院決算委員会が行われ、参政党の神谷宗幣代表(48)が政府が進める少子化対策について、高市早苗首相(65)に見解を問う場面があった。
神谷氏は、15歳未満の人口が45年連続で減少している現状を踏まえ、「少子化対策が十分に機能しているとはいえない」と指摘。そのうえで、佐藤啓官房副長官(47)が読売新聞の取材で“ベビーシッターと家事の支援サービスの利用者の税負担を軽減することを検討する”と答えていたことを引き合いに、「国民のニーズに合っていない。“そこを頼んでいるわけじゃない”という声が多い」と指摘。共働き支援だけではなく、家庭や多世代で子育てしている層も尊重すべき、との考えを示した上で高市首相に見解を求めた。
高市首相は、「子ども・子育て世帯を対象とする支援の拡充を1つの柱としているが、児童手当の拡充や妊婦のための支援給付などの少子化対策も取り組んでいる」と主張。いっぽうで、ベビーシッターや家事支援サービスについては、歯科の通院や美容院に行く際にも使えることから共働きだけでなく、幅広い層に有用だとしたうえで「多くの女性たちから“それいいね”と言われている」と周囲からの評判を明かした。
このやりとりがネットニュースで報じられると、数百件のコメントがつくことに。
Xでも話題となり、以下のような声が上がっていた。
《美容室や通院を例に挙げる感覚自体、生活に喘ぐ家庭のリアルを全く理解していない証拠です。》
《ベビーシッターサービスも必要な人も多いでしょうが、本筋ではないと思う。私の周りの働く女性は仕事、子育て両方ちゃんと向き合いたいと思っています。》
《そもそも物価高で困っているのに、ベビーシッターにお金出せないよ。少子化対策にもなってない。》
《共働き前提での論争に不安を感じます。ベビーシッターに補助金が出ると聞いて、誰が「よし!安心して子ども産める!」と思うのでしょうか。
》
高市首相の見解に否定的な声があがるいっぽうで、
《子どもにも親にもそれぞれの人生があって、家庭ごとに合う形は違うのかなと感じます。
そのためのベビーシッターかなと、、別に悪くないと思うけどなぁ》
《全部否定する必要はないけど、“そこじゃない感”を持つ人が多いのも分かるんですよね。》
と一部からは理解を示す声も見られた。育児雑誌編集者はこう話す。
「育児は人それぞれで、“こうありたい”と考える理想や正解が違うもの。高市首相は、“多くの方からいいねと言われている”と大多数の意見として提示してしまったためか、“リアルじゃない”と感じてしまったママも多かったのでは……」