「ひどくないですか?」NHK女性アナが“老害”呼ばわりに苦言…「気持ちは分かる」「下の世代も同じ」と議論白熱
『あさイチ』インスタグラムより(安部アナは後列右)
5月13日放送の『あさイチ』(NHK)では、「老害」をテーマに出演者たちが本音トークを展開。世代間ギャップや“年齢を重ねること”への向き合い方が議論されるなか、“ある出演者”の発言がネット上で大きな反響を呼んでいる。
番組では、“老害”という言葉にまつわる価値観の違いや、日常で感じる世代間のズレについて、多角的な意見が交わされた。ゲスト出演した大久保佳代子(55)は、「若いスタッフさんとかに恋愛事情を聞きがち」と明かし、「聞きたいじゃない、“彼氏彼女いるの?”とか、“付き合って何年なの?”って。でも、これってもしかして踏み込みすぎなのかな」と、自身の振る舞いに戸惑いを見せた。
一方で、「“昭和は古いものだ、通じないものだ”ということは一応思うようにしているけれど、すごく嫌」とも吐露。昭和的な価値観を持つ自分が、「ダメなものだという感覚」で生きていかなければならないことへの複雑な思いも口にしていた。
そんななか、“老害”という言葉そのものに強い違和感を示したのが、この日リポートを務めた安部みちこアナウンサー(48)だった。
鈴木奈穂子アナウンサー(44)から「安部さんは『老害』という言葉に憤っている」と話を振られると、安部アナは「だって、昔はさんざん年上の人に気を使ってきて、今になったら年下の人に気を使って。すごい損な世代だなと思って。頑張って生きてるのに“害”呼ばわりされるって、ひどくないですか?」と率直な思いを語った。
この発言がネットニュースなどで拡散されると、コメント欄やSNSではさまざまな声が噴出。
《声を上げたくなる気持ちはわかる。ずっと誰かに気を使って生きてきたのに、一括りに『害』と呼ばれるのってあまりにも寂しい》
《凄い共感する。割を食ってると思いつつも、若い頃の自分たちの環境が異常で今の方が正常と思える良識がこの世代のいいところでもあり。損もしてるところ》
《自分の考えを押しつけたりする中高年もいるけど、間違いを注意されたり教えられたりすることまで『うっとうしい』と老害扱いする若い世代が多いのもどうなのかなと思う》
と共感の声が上がる一方で、
《結局は“今”を生きていかないと仕方ないのだから、時代の流れに順応してやっていくべき》
《年長者だから無条件に敬われるべきというのは違うと思う。
普段の振る舞い次第なのでは?》
《被害を受けてるのは『今どきの若いヤツは』って小馬鹿にされてる下の世代も同じ》
といった反応もみられ、議論は白熱している。
「放送後、番組公式Instagramでは、安部アナ自身が“老害”について、《なんともイヤな言葉ではないですか?『害』呼ばわりするなんて!と怒りたくなります》と投稿。番組内だけでは語りきれなかった、“老害”という言葉そのものへの強い抵抗感を改めてにじませていました。
一方で、番組内では漫画家のヤマザキマリさん(59)が“老害上等”という考え方を提示。“一番大事なのは、自分に自分がどう映っているか”だと語り、年齢を重ねることを過度に恐れず、自分らしく生きることの大切さを訴えていました。
スタジオでは出演者それぞれが異なる立場から率直な意見を交わしており、それが視聴者の間でも幅広い議論を呼ぶきっかけになったようです」(テレビ誌ライター)
“老害”という強い言葉に、傷つく人もいれば、問題提起として必要だと感じる人もいる――。世代や立場によって受け止め方が大きく異なるからこそ、今回の『あさイチ』の特集は、多くの人にとって“自分ごと”として考えさせられる内容だったようだ。