嵐 テレビ各局からの特別番組オファーを全て固辞…代わりに計画する「メッセージ動画」
5月31日の東京ドーム公演をもって、活動を終了する嵐(嵐の公式インスタグラムより)
「嵐のラストツアーの大阪公演が、5月15日から17日にかけて、京セラドーム大阪で行われました。
歌やダンスは公演を重ねるごとに洗練されてきており、最高のパフォーマンスを東京で開催されるラストステージにぶつけるそうです」(芸能関係者)
5月31日の東京ドーム公演をもって、活動を終了する嵐。3月13日に開催された大和ハウス プレミストドーム(旧札幌ドーム)公演で再始動したものの、テレビなどのマスメディアには一切露出していない。
「嵐の再始動が発表されたのは、’25年5月ですが、それから5人そろって姿を見せたのは、ライブと、告知をメインにしたSNSです。3月に新曲『Five』をリリースした際も、MVが公開されただけで、メイキング映像などは公開されていません。
通例ではライブ初日に行われる囲み取材もなかったため、テレビのワイドショーは取り上げることができませんでした」(前出・芸能関係者)
活動再開に際して、嵐のもとには、各テレビ局から、特別番組制作の打診が届いていた。
「特に’01年から’20年まで嵐の冠番組を放送しており、現在でも櫻井翔さん(44)が報道番組『news zero』に出演し、相葉雅紀さん(43)が『嗚呼!!みんなの動物園』でMCを務めている日本テレビは熱心だったとか。
しかし嵐のメンバーは話し合い、特別番組には、出ないという決断を下したそうです。
新規での出演だけでなく、過去に放送された嵐の冠番組や、メンバーがゲスト出演したバラエティ番組を再編集して放送することもなかなか許諾が取れないと聞いています」(前出・芸能関係者)
嵐はこれまで“会議”を大切にしてきたグループだ。
「’14年に放送されたNHKのドキュメンタリー番組『嵐 15年目の告白 ~LIVE&DOCUMENT~』ではデビューして間もないころ、メンバー5人で、そば店で話し合ったときのことを回想していました。
当時、伸び悩んでおり、さらに上のステージに行くため、現在の仕事をなげうって、新しいことに挑戦するべきではないかという意見が松本潤さん(42)と櫻井さんから出たそうです。これに対して、リーダーの大野智さん(45)は『嫌だ』といい、さらに『今目の前にあることを頑張れないやつが、何頑張れんだ』と一喝。この言葉は二宮和也さん(42)の仕事観に大きな影響を与えたといいます」(前出・芸能関係者)
前回の活動休止は、大野がメンバーに“一度、何事にも縛られず、自由に生活がしてみたい”と伝え、話し合いを重ねた末に決断。
今回の活動再開も、’20年に予定していた公演が新型コロナウイルスの影響により有観客で行えなかったことが心残りだったことから、1年半ほどの間、5人でたびたび協議し、ラストツアーの開催を決めていた。
テレビ局からのオファーを断ったのは大野を守る意図のようだ。
「5人で話し合った結果、今回のラストツアーは、あくまでファンの皆さんに“直接感謝を伝える”“直接パフォーマンスを見てもらう”ことが目的という共通認識だといいます。
今の大野さんには、嵐のファンを除けば、“できる限り多くの人に見てもらいたい”という思いは薄いですからね。プレッシャーのかかるカメラの前にわざわざ引っ張り出す必要はありません。
またほかのメンバーとしても、活動終了はあくまで“区切り”で、嵐の歴史がなくなるわけではないという考えだと聞いています。
過剰に、“終わり”をアピールする必要はないと判断しているそうです」(テレビ局関係者)
■テレビの前のファンに感謝を伝える方法
実際に、4月29日放送の『6SixTONES』(TBS系)に二宮がゲスト出演した際、個人とグループの仕事への比重に関する話題の際に、「ずっと嵐はついてくるものだからグループが止まろうと、なくなろうと、それは変わらないんじゃないかな」と話していた。
一方で、国民的アイドルである嵐は、感謝の心を忘れてはいない。
「主にテレビを通じて応援してきてくれたファンにも、感謝を伝える方法がないかと模索しているといいます。
彼らがスターダムを駆け上がるにあたって、テレビの影響は大きかったですからね。
’22年12月に二宮さんがニュース番組にVTR出演した際、松本さん主演の大ヒットドラマ『花より男子』(TBS系)で主題歌を担当させてもらったのは“大きかった”と語っていました」(前出・テレビ局関係者)
5人は日本中のファンのための“最後の5人決議”に臨んでいるようだ。
「活動終了に際した記者会見や囲み取材は、予定していないといいます。“最後”を強く印象付けかねませんからね。
ただテレビの嵐ファンに向けたメッセージは届けたい。
そこで嵐がレギュラー番組などで今までお世話になってきたNHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビの5局から事前に質問を募集して、局ごとに回答する動画を撮るという案があるそうです。
5月15日には、嵐のラストライブの映像化が発表されており、告知なども含めれば、前向きな内容にもできますから」(前出・テレビ局関係者)
国民的アイドルからの“5色のメッセージ”は、お茶の間を鮮やかに彩りそうだ。