綾瀬はるか&大悟W主演映画 カンヌで上映も各国批評家から酷評の嵐…巨匠監督の新作にくだされた「衝撃の低評価」
綾瀬はるかと千鳥・大悟(写真:本誌写真部)
「天気もよくて気持ちよかったです。あんまり緊張というよりも、何か私は気持ちがいいなと思っていました。(大悟のエスコートは)大悟さんがちゃんと律儀にやってくださって、ちょっと面白いなと思いつつ、ありがたかったです」
5月16日、是枝裕和監督(63)の新作映画『箱の中の羊』が第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で公式公開され、日本メディアの囲み取材にこう答えたのは女優の綾瀬はるか(41)。
同作品にお笑いコンビの千鳥・大悟(46)と共に主演を果たした綾瀬は、大悟の他に、是枝監督、桒木里夢(10)とともにカンヌのレッドカーペットを歩いた。
「『箱の中の羊』は“少し先の未来”を舞台に、綾瀬さん演じる建築士と大悟さん演じる工務店の社長の夫婦が、ヒューマノイドを息子として迎え入れるというSF要素のある作品です。
是枝監督と綾瀬さんは『海街diary』で組んだ過去がありますが、大悟さんがカンヌのレッドカーペットを歩くのは初めてのこと。大悟さんがぎこちない様子で綾瀬さんの手をとってエスコートする姿が日本でも話題になっているようですね。
作品自体も好評を持って受け入れられたようで、上映が終わると2,300人もの観客を収容する会場から、およそ9分間におよぶスタンディングオベーションが巻き起こったそうです」(スポーツ紙記者)
海外メディアも『美しさと巧みさが響き合い、心を深く揺さぶった』『とても現代的なテーマ』とコメントを残しているようで、日本のメディアの多くが同作の高評価を伝えている。
しかし、海外の映画業界誌によると世界各国の映画批評家たちから同作に対して非常に“厳しい評価”が付けられているようだ。映画業界関係者が語る。
「同月17日、イギリスの映画業界誌である『スクリーン』誌がカンヌ映画祭出品作品の“星取り表”を発表しました。これは『テレグラフ』や『ガーディアン』(ともに英)、『ザ・ニューヨーカー』(米)など、12つの各国主要メディアに所属する著名な映画批評家たちがコンペティション出品映画に対して4段階の評価を付けるもの。この星取り表は、最高賞のパルム・ドールを予想する際、毎年業界内で重要な指標になっているものです。この星取り表によると、『箱の中の羊』の評価はなんと平均1.4点。5月19日時点ですでに12作品が上映されていますが、同作品はそのなかでも最下位の評価となっています。その多くが2つ星(Average=平均)か1つ星(Poor=力不足)の評価で、なかには0つ星(Bad=悪い)を付けている批評家も2名いるほど。
コンペティション部門に出品された他の日本人監督の作品では、濱口竜介監督(47)の『急に具合が悪くなる』が3.1点で全作品中2位、深田晃司監督(46)の『ナギダイアリー』が2.5点で5位に着けているなど善戦を見せているようです」
是枝監督といえば、“カンヌ映画祭の常連”といっても過言ではなかったが――。
「これまで『そして父になる』(‘13年)で審査員賞、『万引き家族』(’18年)で最高賞のパルム・ドール、そして前作の『怪物』(‘23年)では日本映画初となるクィア・パルム賞を受賞するなど、是枝監督には“カンヌの巨匠監督”といって良いほどの受賞歴があります。このような手厳しい評価は、主演の綾瀬さんにとっても予想外だったに違いありません」(前出・映画業界関係者)
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