《高市首相を「嘘の経歴でテレビにまで出れる人」と批判》芥川賞作家「所詮は絵空事」世間の総理大臣への期待に“冷や水”投稿
高市早苗首相(写真:時事通信)
《社会の停滞感の裏返しであり、カタルシスがあるのだろうが、所詮は絵空事である》
5月29日に、芥川賞受賞作家の平野啓一郎氏(50)がXを更新。世間が持つ“総理大臣への期待”に対して一石を投じた投稿が物議を醸している。投稿の全文は以下の通り。
《具体名は挙げないが、日本のドラマでは、主人公が型破りで、既存の常識やルールは全部ぶち壊して、しかし、実行力があり、結果、問題がすべて解決する、という類いのストーリーが繰り返し再生産されている。主人公が元ヤンとかで、今でも実力部隊の後ろ盾があったり。社会の停滞感の裏返しであり、カタルシスがあるのだろうが、所詮は絵空事である。残念ながら、そういう感覚で、総理大臣への期待を抱いている有権者が少なからずいる》
さらに平野氏は同日の別の投稿で、《何かやってくれそう、ではなく、具体的に政治家としてこういう実績があり、こういうヴィジョンがある、という理由で、総理大臣が選ばれる国にならないといけない》と持論を展開。
平野氏の主張に対して、Xでは
《何も考えられない頭の悪い人たちは『何かやってくれそう』程度の根拠でしか総理大臣を選べないんだよ》
《何かやってくれそうな人は結果ろくでもないことしかしない可能性が高い》
といった賛同の声が。
一方で、
《実績とヴィジョン……これ言っちゃうと、自民党以外のどの党もどの政治家も否定されちゃうと思うんだけど》
《じゃあ誰を選べば良かったの?日本人のはずなのに日本を貶めようとする野党?》
などと否定的な声も多く寄せられた。
これまでも高市早苗首相(65)に批判的な見解を示してきた平野氏。5月11日には、とあるXユーザーの《政治家になる前から「元米連邦議会立法調査官」だなんて存在しない官職を名乗る人でしたしね》との投稿を引用し、《嘘の経歴で、しゃあしゃあとテレビにまで出れる人というのは、世間一般の人間とは全く異なる精神構造だと思う》と綴っている。
続けて《バレたらどうしようとか、良心の呵責とか、スゴイですねと感心されて恥ずかしいとか、そういうのが全部平気なのだから》と私見を述べ、《詐欺師が総理になっている》と痛烈に批判。引用された投稿には、高市氏が過去に「元米連邦立法調査官」との肩書でテレビ出演していた際の画像も添えられていた。
「平野氏の高市批判は徹底してブレません。1月21日には衆議院議員解散表明を受け、Xにて《有権者がこの『働かないで働かないで働かないで働かないで働きません』解散に対して、良識を示すべきだろう》と投稿。さらに《予算も通さず成果も上げていないのに、何を以って信任しろと言っているのか》と厳しく批判しました。
平野氏の考えを支持する人が多い一方で、強い口調で展開される批判的な投稿に拒否感を示している人も少なくありません」(WEBメディア記者)