《嵐番記者座談会》ライブで最も下着を着替えるメンバーは?「オフの日も嵐だった」感激した大野智からの“感謝の手紙”
20周年コンサートので嵐(写真:本誌写真部)
結成から27年、国民的スターに上り詰めた嵐が幕を閉じる。そこで、デビュー当時から彼らを追い続けてきた“嵐番”5人の担当者が集結。今だから言えるマル秘エピソードをさらに赤裸々トーク!
W(月刊誌編集者)グループ内に格差がないのも嵐らしい。自分だけ目立とうとしない。昔、松潤が「嵐がブレークしないのはメンバーが毒を出さないからだ。もっと毒を出さないとダメだ」と言っていたけど、その松潤が『花男』の道明寺役を演じてある種の毒を出したことで嵐はブレークしたんですね。
S(ライター)ニノはノーメークだから準備が早いですよね。私服はヨレっとしたTシャツ着てたり(笑)。
M(テレビ誌編集者)松潤はいつもキマってる。
O(アイドル誌編集者)松さんは本当にスターのように入ってくる。サングラスして“スター来た!”みたいな。
M:相葉ちゃんはおしゃれなイメージですよね。
O:そうそう!で、大野くんは島草履をよく履いてた(笑)。
W:翔くんって昔はヤンキー系が得意だったのに『news zero』に出るようになって封印したとか。
O:確かに、ヤンチャっぽかった。へそピアスとかしていたしね。
相葉ちゃんもしていたけど……。
M:コンサートでの着替えも懐かしいですね。ほかのメンバーはライブ後のシャワーの際1回だけなのに相葉ちゃんはライブ前と途中と後で3回パンツを替える(笑)。
O:アイドル誌もテレビ誌も彼らが若いころから取材をしているので、着替えとかもその辺で平気でやっちゃって、もう恥ずかしいとかいうのはないのかな……。
S:覚えているのは、ニノとか翔くんが「それはさ、(Oさんが)俺らが小さいころから見ているからでしょ」ってよく言っていた。パンツ姿がタブーじゃないのは「みんな俺らが小さいころから知っているからなんだよ」って(笑)。
■「今のままじゃダメ」と話すメンバーへ大野が伝えた「リーダーの名言」
A(元テレビ誌旧ジャニーズ担当編集者)嵐って“身内感”を出すのが上手ですよね。あらゆる場面で“嵐との仕事は特別な時間にしよう”と思わせる力があった。
現場の空気も自然とポジティブになるし、その相乗効果でいい番組、いい記事、いい広告ができあがっていったんだと思います。その象徴的な出来事として、強く印象に残っているのが’08年の国立競技場公演だという。
A:取材で会場に行くと、受付で“ご自由にお選びください”とメンバーの写真入りミニうちわを配っていただいたんです。仕事とはいえ、そうしていたわってもらえるとうれしいですよね。取材席でしたけど、ファンと同じようにうちわを振っていました(笑)。
そしてライブ後には、都内のホテルで取材陣や広告、テレビなど、関係者300人ほどが招待された慰労パーティがあったという。
A:壇上でメンバーが挨拶したあとに、個別にテーブルを回り始めたんです。自分たちのテーブルに来たときには、相葉くんが「やっと知っている顔が見られて安心した」と笑顔で話してくれたり……。
大野くんも少し疲れた様子で「ずっとここにいたい」と言ったりして。さっきまで国立で7万人の前で歌っていた人たちがそんなことを言ってくれる。そのフランクさが本当にうれしかった。
S:大野くんといえば、メンバーからコンサート後に《◯◯さんありがとうございます》とはがきが来るんですね。普通は名字が書いてあるんだけど、彼だけ下の名前を書いてくる。
O:有名な話だけど、大野くんはかつてはファンが少なくて、会場に自分のうちわを持ってくる人がいると熱いファンサをして、今では一番人気ぐらい。努力で今の座を勝ち取ったんですよ。
S:そうそう。
松潤好きでファンになったのに、ライブ見に行って大野くんに担替えしたとかね。
O:歌もダンスもうまいし、取材者からもとにかく人気が高い。
S:’02年ごろ、まだブレーク前の5人が「今のままじゃダメだ。新しいことをやっていかないと俺たち売れない」とメンバー同士で話していたら、ふだん黙ってうなずいて聞いている大野くんが「俺は嫌だ」と反論。「今、目の前にあることを頑張れないやつに何が頑張れるんだ」と強めに言ったというエピソードがありますよね。さすがリーダーだと思った。
O:名言だし、常識人ですよね。
S:いつだったか大野くんに変身願望を聞いたら「普通のおじさんになりたい」って。
「誰にも気づかれず街を堂々と歩きたい。自由でいたい。それだけでいい」と。
W:これだけ売れてトップに君臨していれば普通はそのポジションに執着してしまうけど、大野くんにはそれがない。芸能界に価値を置いていないのか、スパッと辞めた。ファンとしては寂しいけど、欲のないその決断は見事だなと。
■「嵐は大野くんがいるから強くなっていった――」
A:’08年に大野くんの初スキャンダルが出た直後に『24時間テレビ』の取材会があったんですが、本当に大野くんに元気がなくて。それをフォローしようとする4人の姿がすごく印象的でした。
メンバーが一生懸命盛り上げてた。だから活動休止の会見を見たときにそのときのことを思い出しました。“大野のわがままではない”と、全員で守ろうとしていた。記者からの質問に櫻井くんが熱くなると、二宮くんがそれをほぐす。あのバランスは昔から変わらない。嵐は大野くんのピンチ時にいちばん強くなるし、大野くんがいるから強くなっていったグループだと思います。
O:休日にメンバーだけで近県においしいおそばを食べに行ったら、ロケだと思って話しかけてきたお店の人に「いえ、プライベートです」と答えてビックリされたとか(笑)。“休日も嵐”みたいな。旅行の話はよくしてましたね。お互いのお誕生日プレゼントも、いくらまでとか決めていて、その金額が1万円以内とか(笑)。
A:嵐はデビュー当初から順風満帆ではなく苦労もしているグループです。人気が出ても変わることなく、周囲への感謝を忘れない。その姿勢は昔から一貫している。だからこそ、ファンだけでなくスタッフや関係者も含め、みんなが嵐を応援してきたんだと思います。