【33歳で初の月9ヒロインに!】志田未来 連続9クール出演で“令和のドラマ女王”の呼び声が高まるワケ
志田未来(写真:本誌写真部)
7月20日放送開始のGACKT(52)主演ドラマ『ブラックトリック~裁きを操る弁護人』(フジテレビ系)で、初の“月9ヒロイン”を務めるのが志田未来(33)だ。
志田にとって月9ドラマへの出演は5年ぶり。さらに、連続9クールにわたってドラマ出演が続くなど、地上波ドラマの最前線を走り続けている。
今回、初共演となる主演のGACKTも、志田の演技について、《表現力も安定感も抜群》と、Xで絶賛している。
《掛け合いのテンポ感、対応の速さ、シーンごとの空気の作り方。
どれをとっても素晴らしい。
監督の意向を現場で受けても直ぐに対応。
セリフの間や感情の乗せ方が絶妙で、現場全体の芝居のテンポを自然と引っ張っている。
》
ドラマウォッチャーの田幸和歌子さんも、GACKTの言葉通り、志田の魅力は「この人なら任せられる」という安心を、作り手にも視聴者にも与えていることだと分析する。
「7歳でデビューし、12歳の時に出演した『女王の教室』、13歳での『14才の母』(ともに日本テレビ系)で、名子役として注目を集めました。20代では主演・助演を問わず幅広い役柄を経験。30代で再び主演級が増えた快進撃には、長年にわたり、彼女が積み上げてきた信頼感があります。ただこの”信頼“は受け身の優等生ぶりとは違います。
本人も『子役の頃は言われたことを素直にこなすのが中心で、自分から提案できるように切り替わったのは20代後半だった』と振り返っています」(田幸さん、以下同)
与えられた芝居をこなす段階から、現場で監督の意図を受けて即座に応え、芝居のテンポを引っ張る側へと成長した。
「だからこそ、共演者もスタッフも安心して身を預けられます。GACKTさんが、掛け合いのテンポや対応の速さを評価したのも、この『現場を動かせる』信頼ゆえでしょう」
志田は、2024年7月期『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)以降、連続ドラマ出演が途切れていない。
今年1月期『未来のムスコ』(TBS系)では、『14才の母』から、19年ぶりに連続ドラマ主演で、母親役にのぞみ、4月期は『エラー』(テレビ朝日系)で畑芽育(24)とW主演を務めた。「特にバカリズムさん脚本の映画『架空OL日記』(2020年読売テレビ、ドラマ『ブラッシュアップライフ』(2023年)、『ホットスポット』(2025年、ともに日本テレビ系)では、特別な存在感を主張せず、どこにでもいそうな人物として日常の会話劇に溶け込んでみせました。没個性に見せて、物語を動かす役を成立させるのは、実は高度な技術で、バカリズムさんが繰り返し起用していること自体が、志田さんに信頼を寄せている証です」
また令和の今、過剰な演出や“盛る”表現に観る側が疲れ、作られた華やかさよりも、志田のように地に足のついた実在感が支持されていると、田幸さん。
「『子役は大成しない』ともいわれる世界で、30代で主役級に返り咲いた実力と持続力。何より、信頼は即席では作れません。時間をかけて積んでいくしかない信頼感を持つ志田さんだからこそ、令和の今、選ばれているのだと思います」
志田は共演者やスタッフ、視聴者が求める、令和の新ドラマ女王なのかもしれない。