佐藤二朗 自著で明かしていた“独自のオヤジ観”、「誰も不快にさせてはいけない」と自戒も
佐藤二朗(写真:本誌写真部)
《勿論、偏った記事とは思っていましたが、ここまでとは。ステレオタイプの『か弱い若い女性』と『典型的な昭和のパワハラオヤジ』を完全に創作してる》
7月1日に「文春オンライン」で報じられた女優・橋本愛(30)へのハラスメント疑惑を受け、自身のXでこう反論した俳優・佐藤二朗(57)。
報道では自らが「昭和のパワハラオヤジ」として描かれていると非難した佐藤。しかし、これまで自ら進んで「オヤジ」を名乗ることも少なくなかったようだ。
「‘23年に出版した自著『心のおもらし』(朝日新聞出版)では、『オヤジ道の嗜み』と題した一節で、自身の“オヤジっぷり”をユーモアたっぷりに紹介している箇所があります。
そこでは《思い付いた駄洒落をすぐさま口にする》《湯船に浸かったら「あ~極楽極楽」と言う》《くしゃみをしたら「ハ~クション!あチクショウ」と言う》《喫茶店でおしぼりが出ようものなら迷わず、即座に顔を拭く》など、自らを“典型的なオヤジ”と笑い飛ばしています」(芸能プロダクション関係者)
佐藤を知るある芸能記者は、佐藤のパーソナルな一面を明かすエピソードがあるという。
「佐藤さんと清野菜名さん(31)が親子役で共演した‘18年のドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の取材で、清野さんにインタビューをしていた時のこと。たまたま近くにいた佐藤さんが、急に後ろから会話に入ってきて、次々と冗談を飛ばし始めたんですよ。
取材中なので最初は驚きましたが、清野さんも嫌そうな様子はまったくなくむしろ大笑いされていましたね。
佐藤さんはサービス精神が旺盛というか、いつも場の雰囲気を良くさせようと、ついひとこと冗談を言って、周囲を笑わせずにはいられない人なのでしょう。良くも悪くも“お調子者のおじさん”気質なんでしょうね。他の業界関係者から聞こえてくる佐藤さんの評判も、『威圧的』というより『放っておけないおせっかいなおじさん』という証言が目立ちますね」
自らを笑いのネタにしながら、周囲を笑わせようとするサービス精神の持ち主。いっぽう、前述の自著の中では“オヤジ”であることへの自戒についても述べた一節も。
《オヤジ道にも、越えてはいけない一線がある。それは「人を不快にさせてはいけない」だ。老若男女、誰も不快にさせてはいけない。
著しく不快に感じるオヤジアクションは撲滅すべきだ。愛すべき、「おもろオヤジ」になろうではないか》
前出の芸能記者が続ける。
「7月7日に公表されたフジテレビの文書によると、今回のハラスメント疑惑は、共演していた『夫婦別姓刑事』の第1話を見た佐藤さんが、橋本さんの楽屋に赴き『身体接触の制限があるなら事前に言うべき』『俳優の仕事を続けるべきではない』などと発言したことが焦点になっています。
しかし、この楽屋訪問は、第1話の仕上がりに感動した佐藤さんが『橋本さんとのわだかまりを解消したい』と考えて行った言動だったようです。そのため彼の発言は“ドラマ進行や橋本さんの今後のためを思って”という側面もあったのかもしれませんが、橋本さんにとっては、それを“辛い出来事”と受け止めたということなのではないでしょうか」