【消費税減税に反旗】小渕優子氏の主張に「さっさと離党すればいいのに」SNSで逆風…父親から続く「消費税の系譜」とは

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【消費税減税に反旗】小渕優子氏の主張に「さっさと離党すればいいのに」SNSで逆風…父親から続く「消費税の系譜」とは

6月26日、衆院本会議に出席した小渕優子氏(撮影:長谷川新)



8月5日、政府は2027年4月から2年間、食料品の消費税率を1%に下げる閣議決定をした。中低所得層には1%分の給付をするため、税率は実質「0%」になる。高市早苗首相の「悲願」が実現するかたちだ。

「自民党も同日、政調審議会・総務会で『給付付き税額控除』制度導入の基本方針を了承しましたが、25人のメンバーで、財政規律を重んじる宮沢洋一前税制調査会長ら9人が欠席するという、形だけの『全会一致』でした」(政治部記者)

消費税率を下げることには、党内では石破茂前首相、村上誠一郎前総務相、河野太郎元デジタル相、中谷元元防衛相など閣僚経験者からも反対の声があがっていた。

小渕優子元経産相もその一人で、「1%案をのみ込むことができなかった」「黙って、ひな壇に並んでいることができなかった」と表明、自民党税制調査会の非公式幹部会合(インナー)のメンバーを辞任するほどの決意をみせた。

「小渕氏は、周囲に『そもそも消費税減税は2月の衆院選で公約だったのか』と語り、財源が明確に示されていないことについても『ツケを次の世代に回すことになる』と語気を強めて語っていました。

1987年に発足した竹下登内閣で、父親の恵三さんは官房長官を務めました。

竹下内閣の『最大の使命』は消費税導入。
恵三さんはものすごく苦労し、なんとか1989年に導入できましたが、以降も消費税が争点になった選挙で自民党は苦しみました。小渕氏はそれを近くで見ていたため、引き下げには反対だったのでしょう」(同前)

政治アナリストの伊藤惇夫氏は、「財政規律や税制にしっかりした考えがある議員は、みな今回の消費税率引き下げに反対の立場です」とする。小渕氏についても「インナーの一員として、将来の財政に不安を持ったのでしょう」と語る。

だが、Xには《文句があるなら選挙の時から「私は消費税減税反対です」って言って下さい》《気に食わないならさっさと離党すればいいのに》など、小渕氏に対する批判意見も多く寄せられている。

小渕氏と言えば、2014年に政治資金問題が発覚、家宅捜索前に事務所にあったパソコンのハードディスクが、ドリルのようなもので破壊されていたことから、SNSで「ドリル優子」というあだ名で揶揄されてきた。経産相や選挙対策委員長に就任した際も、この言葉が繰り返された。

「今回、SNSで小渕さんに(ネガティブな)投稿をしているのは、高市ファンが多いのではないでしょうか。各マスコミの世論調査で高市内閣の支持率は下落傾向ですが、ある調査によると、7月以降、高市政権に対する否定的な意見がことさら増したようです。


そうした世論を受け、高市首相が訴える政策に反対する議員に、高市ファンの “あせり” が過激な批判として向かうのだと思います。『時の政権に楯突く者は許さない』という風潮は、安倍(晋三)政権から顕著になりましたね」(伊藤氏)

はたして、消費税減税は吉と出るか凶と出るか。

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