「ガザのミサイル?」『VIVANT』野崎のイスラエル潜伏シーンでの“空爆CG”が波紋…ガザ攻撃を彷彿させる演出にTBSの回答は?

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「ガザのミサイル?」『VIVANT』野崎のイスラエル潜伏シーンでの“空爆CG”が波紋…ガザ攻撃を彷彿させる演出にTBSの回答は?

堺雅人(『VIVANT』公式インスタグラムより)



7月26日に放送開始した、堺雅人(52)主演の日曜劇場『VIVANT』第2シーズン(TBS系)。自衛隊の非公認部隊「別班」に所属する諜報員・乃木憂助(堺)が自らの運命に立ち向かいながら、国際テロ組織「テント」の真相に迫るストーリーだ。

’23年に社会現象を巻き起こした前作の続編として制作され、随所に張り巡らされた伏線と予測不能なストーリー展開で視聴者を魅了している。

「今作は堺さんをはじめとする豪華キャスト陣が続投し、アゼルバイジャンで約2カ月の大掛かりなロケが敢行されました。物語のスケールも前作より増しており、新たなキャストも続々と登場しています。シーズン2の平均世帯視聴率も、初回から4週にわたって18.8%、16.4%、15.1%、16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率をキープ。TVerでも初回の再生回数が8日間で887万回再生を記録し、SNSでは毎週のように考察合戦が繰り広げられています」(テレビ誌ライター)

謎が謎を呼ぶ展開が話題を呼ぶいっぽう、ドラマで描かれる細かい演出にも視聴者の関心は向いているようだ。16日に放送された第14話では、“あるシーン”が現在の世界情勢と重なるとして波紋を呼んでいる。


注目を集めたのは、警視庁公安部の野崎守(阿部寛)と中国公安部出身で秘密組織「シンシー」幹部のハン・リンシン(宮下今日子)が2人で会食するシーン。

9日の放送回では何者かによって拉致された別班員5人をめぐる攻防が描かれ、別班の情報を海外に流した“裏切り者”が野崎だったと判明。ドラマ終盤では野崎がイスラエルのエルサレムに潜伏するシーンが描かれ、16日の放送回でハンと4年ぶりの再会を果たした。

このとき野崎とハンが会食した場所は、街の夜景が見渡せる全面ガラス張りの開放的な広い部屋だった。はじめは大きな横長のテーブルを挟み、差し向かいでワインを飲みながら会話していた2人。次に料理が提供された際は横並びで座る配置に変わっており、その背後には街を一望できる夜景が広がっていた。

いっぽう、テントの情報を求めるハンに、野崎が「俺はテントの詳細な組織情報、人間関係、全てを把握してんだぞ」と語っていたところ、窓から見える遠くの空で赤く爆発する映像が映り込んでいたのだ。カメラのアングルがゆっくり移動した後もその映像は確認され、暗い空がところどころ赤く光っていた。


だが、野崎の居場所がイスラエルだったことから、爆発映像について“イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への空爆を表現しているのではないか”と捉えた視聴者もいたようだ。そのため、Xでは驚く声や批判的な声が次のように相次ぐことに(以下、《》内はすべて原文ママ)。

《背景の光…ガザのミサイルって事!?》
《エンタメでのガザ情勢の扱い方最悪 物語の盛り上げ要素で使って良い訳ないと思うんだけど》
《イスラエルにいる2人の後で空爆の様子が見えるの趣味悪すぎるだろ 現実でガザで本当に人が死んでるのに》
《先週のラストシーンのイスラエルでだいぶ嫌だったんだけど今の野崎たちの会食のバックの爆撃?はガザ情勢を表している?だとしたら最悪の演出だよ》

そのいっぽうで、《なかったことにするよりよくね???》《Vivantのミサイル爆発についてイスラエルとかガザとか言ってる奴がいるけど、俺は#vivantの作品中の伏線だと思ってる》という意見もあった。

前出のテレビ誌ライターは言う。

「このシーンは岐阜県庁の20階にある展望ロビーで撮影されましたが、よく見ると窓の外には岐阜県庁の周辺にあるスポーツ用品店や薬局と思われる看板も映っていました。空爆シーンはCGで描かれたものと思われますが、実際に何を描いていたのかは作中で明らかになっていません。ただ、イスラエルが爆撃を開始した’23年10月以降のガザ地区では、死者が7万3千人を超えています。また、ガザへの空爆は現在も続いていることから、そうした世界情勢と重ねて“エンタメとして消費するのは不適切”と捉えた視聴者もいたようです」

16日の放送回ではドラマ冒頭で、案内人から「なぜイスラエルにと思ってるのだろ?」と聞かれ、「木を隠すには森の中か?」と返していた野崎。
すると案内人は「正解だ」と答え、「ガザ情勢で世界の諜報機関が集まるここは、潜伏に最適な場所だ」と説明していたが――。

波紋を呼んだシーンについて本誌は17日、TBSに何を表現していたのか、また、その意図について問い合わせた。しかし、18日に広報室から文書で回答が寄せられたものの、「番組の制作過程につきましては、従来お答えしておりません」と“ノーコメント”だった。イスラエルで空爆が描かれた意図とはいったい何だったのか、視聴者の間で議論は続きそうだ。

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