「気味が悪い」ひろゆきも嫌悪感、ウソの出産報告まで…架空の「立憲民主党の女性政治家」アカウントに批判続出
ひろゆき
《本日、終戦から81年を迎えるにあたり、靖国神社を参拝しました。 先の大戦で亡くなられた方々に哀悼の誠を捧げ、平和への祈りを新たにしました。 戦争の記憶を風化させることなく、次の世代へ平和な社会をつないでいく。その決意を胸に、静かに手を合わせました》
8月15日、終戦記念日にXでこう綴ったのは、「中村りほ@立憲民主党」と名乗るアカウント。投稿には、靖国神社の鳥居の前で、撮影されたスーツを着た女性の姿をおさめた写真も添えられていた。
平和の祈りを力強く宣言したこの女性だが、なんと実際には存在していない人物だった――。
8月19日、立憲民主党の栃木県連に党員とみられる男性が、この「中村りほ」に成り済ましてXで選挙や政治活動について投稿していたことが判明。同アカウントは’24年6月に作成され、栃木県や長野県での選挙や政治活動の内容が複数投稿されていた。
プロフィールには、《性暴力から妊娠、出産。経験を生かし女性が安心して暮らせる社会を目指します。女性支援、子育て支援、農業振興、地域活性化、福祉の充実を目指し、皆さまの声を大切に活動します》と書かれており、プロフィール写真を含めて投稿に用いられた写真はすべて生成AIで作成されたものと見られている
現在アカウントは凍結されているが、凍結以前に確認した過去の投稿では、冒頭の投稿の他に、赤子を背負いながら旗の前でマイクを持つ写真とともに《泣いてなんかいられない。2年後、父が現大臣を39票差まで追い詰め、開票速報で2度負けを覚悟させたフィールドで挑戦します》と出馬をほのめかす投稿をしていた。
さらに別の投稿では、《3620gの女の子を出産しました》と出産を報告し、《お腹がギュッと痛くなり始めてから約20時間》と綴り、《ようやく聞こえてきた小さな産声。無事を確認できたときは、張りつめていたものが一気にほどけて、涙が止まりませんでした》と感動的なエピソードを綴っていた。
ジャーナリスト・堀潤氏が19日にYahooニュースに配信した記事のなかで、アカウントを運用していた立憲民主党の党員とされる男性は、堀氏の取材に対して実在しない人物を作り上げたことについて、認めた上で《今回、私の発信によって誤解や混乱を生じさせ、関係する皆様にご迷惑をおかけしたことを反省しています。今後は同様の方法による発信を行わず、AIを使用する場合にも、AI生成であることが明確に分かる形にいたします》と反省の弁を寄せた。
また立憲民主党の栃木県連は堀氏の取材に問い合わせに対して、この男性が党員であることを認め、アカウント名などに「立憲民主党」の名前を使わないよう要請していることも明かしていた。
実在する党の名前を使って、実在しない人物の政治的主張を投稿していたことが発覚すると、SNS上では多くの批判が寄せられることに。著名人も反応しており、19日には “ひろゆき”こと実業家の西村博之氏(49)はXで、先述した出産報告の投稿を引用した上で、《立憲民主党の男性党員がAIで生成した架空の女性の出産報告を投稿。気味が悪い、、、、》と嫌悪感を露わにした。
メンタリストのDaiGo氏(39)も19日にXで《AIを利用して民衆を煽動しようとしていたわけですから、犯人は公表・謝罪されるんでしょうね。芸能人の不倫や問題発言なんかよりよほどやばい事態ですよ》と猛批判。続けて、《しかも「弱者」「トラウマ」「女性」「出産」のように誰もが批判しにくく共感を強制されるような設定を使っている点でかなり悪質。民衆の善意の応援を利用しようとするあたりが特に》と強く非難していた。
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