1日10時間「イ・ボミ」がアメリカで地獄の打ち込み訓練
ロサンゼルスから東に約180kmほど。砂漠に隣接したアメリカ・インディオで、イ・ボミ(28)はジュニア時代からのコーチであるチョ・ボムス氏と、教え子のジュニア15人とともに、1月中旬から合宿を張っている。
一週間ほど合宿に参加した、ボミのキャディを務める清水重憲さん(42)に話を聞いた。
「今年はジュニアの子のなかに、日本の女の子が5人いたのには驚きました。ボミプロのコーチに指導してもらいたいと、連絡先を調べて参加したそうです。これもボミプロ効果ですよね」
そんな日本人のジュニアたちとともに過ごす合宿は、かなりハードだ。
「まさに朝から晩までゴルフ漬け。あまりにきつい練習をするので、最初はびっくりしました。
いろいろなプロの合宿に参加しましたが、ここまで練習するプロはいません。
たとえば午前中がラウンド、午後が打ち込み練習の場合は、7時にゴルフ場に集合し、8時にスタート。戻って1時間ほど昼食を取り休憩をしたら、4、5時間打ち込みます。300球から500球は打っていますね。
さらに驚いたのは、ラウンドで打つ前に、素振りを10回させられていたこと。