第7回「ピース綾部の渡米宣言を馬鹿の一言で片づけてはいけない理由」
「ピース綾部祐二が単身渡米しハリウッド俳優を目指す」
どこから突っ込んでいいのかわからない見出しに多くの人が戸惑い、「馬鹿じゃねーの?」と思ったことでしょう。ピースの作家じゃないほう、綾部祐二さん(39)が渡米宣言してから数カ月。状況は思わしくないようで、「大統領選などの影響でビザが下りない」と愚痴をこぼし「話題作りだ」と批判を浴びています。
このニュースを聞いたとき「この人、俳優だっけ?」と思った人は多いことでしょう。実際彼のプロフィールとしては“熟女好き芸人”“元祖イケメン芸人”というイメージの後、やっと“俳優”にたどり着けるくらいです。
芸人から俳優まで幅広く活躍する人として、藤井隆さん(44)やココリコの田中直樹さん(45)などがいらっしゃいます。ただ彼らと比べると、綾部さんは芸人感が強い。だからこそ彼の単身渡米、それも俳優としてのチャレンジには“日本一有名な文学賞をとった相方への焦り”しか感じないのかもしれません。