蜷川有紀&みほ姉妹が語る“姉妹のほどよい距離感”とは?
「ぶつかり合わないように、ある年までは知恵を使っていた気もします。でも今では、それも互いの成長に必要だったなと思えるんです。“愛し合うからこそ傷つけ合う”2人でしたが、互いにほどよい距離を取ることの大切さに気付けました」
そう語るのは、演出家の故・蜷川幸雄さんの姪で、女優で画家の蜷川有紀さん(56)。小林麻耶&麻央や石田ゆり子&石田ひかりなど、今、芸能界でも最強の絆として“姉妹力”が注目されている。有紀さんと妹・みほさん(52)も、母親の介護で“姉妹の距離感”の大切さに気が付き、最強の絆を築き上げた。
みほ「姉妹って不思議です。同じ親から生まれ、親戚もルーツも同じだから、自分のことをイチから説明しなくて済む。そこが他人とは違うところ。
幼いころからのことを説明しなくてもわかってくれる存在って素晴らしいですよね。私たち、『過去世で双子だった』と、言われたこともあるんですよ(笑)」
姉の有紀さんは、’78年に女優デビュー。映画や舞台で活躍し、’04年には映画の監督・脚本・主演も務めた。