アカデミー賞でまさかの大失態! 作品賞の発表で作品名を呼び間違える
壇上で封筒の中身を見比べる
Phil McCarten /(C)A.M.P.A.S.
第89回アカデミー賞授賞式がロサンゼルス・ドルビーシアターで行われた。
史上最多となる14部門にノミネートされた『ラ・ラ・ランド』が、監督賞、主演女優賞を含む6部門を受賞。そしてクライマックス「作品賞」の発表の瞬間を迎えた。
プレゼンテーターを務めたのは往年の名優、ウォーレン・ベイティ(79)とフェイ・ダナウェイ(76)。『俺たちに明日はない』の公開50周年を記念した人選だった。
ダナウェイは「今日の最後の賞を発表するのはとても光栄です。ノミネートされた素晴らしい作品は私たちに希望や喜びを与えてくれます」と笑顔で語り、ベイティも「政治においても、芸術においても、真実を明かにすることが大切。作品賞にノミネートされた作品は、社会の中で多様性が増していることを示しています。
世界中で多様性と自由が大切だということを教えてくれているのです」と、昨今の右傾化する情勢を風刺する挨拶を述べた。
ノミネーション作品のダイジェストが流れ、ドラムロールが響き、ついにその時が訪れた。