「大谷翔平」16人決起会で店の「焼き肉」食い尽くした
「もう肉がないんだよ!」
焼き肉店の店主の悲鳴が沖縄県名護市の空に響いたのは2月中旬の夜。同市内でキャンプ中だった北海道日本ハムファイターズの若手選手は、市内の焼き肉店で大谷翔平(22)を囲み「決起集会」を開催した。
5年めを迎えたプロ生活で初めて壁にぶつかった球界の至宝を、チームメイトが放っておくはずがない。
「右足首の怪我で、エースとして期待されていたWBC出場を辞退。本人は米移籍を見越し、メジャー選手との対戦を楽しみにしていた。それだけに、落ち込みようは見ていてかわいそうになったほどだ」(スポーツ紙担当記者)
昨季、日本シリーズでサヨナラ満塁弾を放った西川遥輝(24)以下一軍キャンプに参加する若手16人が、午後7時ごろタクシーに分乗して大谷を慰める(?)焼き肉会に向かった。
絶えない笑い声が会の成功を裏づけた午後9時。一同はまたタクシーで宿舎へと戻った。
その様子を写真に収めた本誌記者は、せっかくの沖縄出張、大谷が食した焼き肉で一杯やろうと店に電話した。
――今から入れますか?
「申し訳ないけど、肉がなくなったから閉店なんですよ。