ラモス瑠偉の限界リハビリ奮闘 頑張りすぎて歩けなくなるほど
「この1~2週間、すごい回復ぶり。病院の先生も驚いてたよ」
昨年12月29日に脳梗塞で倒れてから2カ月。待望の退院を果たした2月14日、詰めかけた記者たちにそう語ったのはラモス瑠偉(60)。横には、一昨年11月に再婚したばかりの俊子夫人(39)の姿も。ラモスはサッカー選手としての“現役復帰”まで口にし、回復ぶりをアピールした。
だが、それから1週間以上が過ぎた2月22日。本誌が目撃したラモスは夫人に手を引かれて、ヨタヨタと歩いていた。見るからに、片足を引きずっている。
退院時に口にした「回復」は本当なのか――。
翌日も、夫人は献身的に夫に付き添っていた。昼12時過ぎ、ラモスは前日のように夫人に支えられながら停まっている車に乗り込むと病院へ。途中、先に車を降りた夫人は、満面の笑みでラモスの乗る車に手を振っていた。ラモスのリハビリ訓練が終わるのを外で待っているのだろう。
だが、夫人がずっと付き添ってなければならないほど、状態は悪いのだろうか。リハビリに向かうラモスに声をかけると、以前と変わらぬ笑顔で応じてくれた。