次の世代へ…『べっぴんさん』1週間まとめ読み【第22週】
連続テレビ小説『べっぴんさん』の第22週は、昭和45年4月。キアリスですみれ(芳根京子)たちの下で働くようになったさくら(井頭愛海)は、念願のデザイン部に配属される。意気込んださくらは、女の子用のワンピースのデザインを提案するが、すみれたちにはっきりと改善点を示されないまま却下され、「キアリスらしさ」について思い悩む。「なんか違うのよね。子供がワクワクしそうにないのよね」。すみれの漠然とした指摘に、さくらは「なんであんな感じで何十年もやってこれたんやろう?」と首をかしげる。
一方、君枝(土村芳)の息子・健太郎(古川雄輝)は開発宣伝部に配属されるが、経営の仕事に関わることができないことに落胆する。社長室では、「期待はしてる。
だけど、まずはキアリスの仕事を理解して欲しいんや」とすみれと語り合う紀夫。
そのころ、良子の(百田夏菜子)夫・勝二(田中要次)の喫茶店に、ひとりの男性客がやってくる。珈琲屋で食べ物はないと謝る勝二に、その男は万博のときに食べたハンバーガーがとても美味かったと言い「世界には美味いもんがぎょうさんあるなあ」と語る。すると、息子の龍一(森永悠希)