「新米”水少な目”で炊くのはNG」 意外と知らないお米の常識
「力を込めてといではいけません。水の中で米を泳がせるように“洗う”だけ。3〜4回水を替えて繰り返し、さっと流すだけで大丈夫。精米技術が発達したことで、最近のお米に米ぬかはほとんど残っていません。お米同士をすり合わせてといでしまうと、昔よりもお米が繊細になっている分、お米が割れたり、大切な栄養分を取り除いてしまいます」
【4】炊きあがったら炊飯器の電源オフ!
炊飯器についている保温機能。ホカホカの状態が続く便利機能……だと思ったら大間違い、と澁谷さんは指摘。
「ピッと炊き上がりの合図が鳴ったら、フタを開ける前に一度電源を切るか、取り消しボタンを押してください。保温機能に移行してしまうと、湯気が保温に使われてしまい、蒸らし効果が少なくなってしまうんです。
保温機能を使わないことでおいしい湯気がご飯に戻り、芯からふっくらと立ち上がります」
保温をするなら、15分蒸らした後にしよう。
【5】冷凍する場合は、冷まさずアツアツのまま
余ったご飯は、ラップに包んで冷凍保存している人も多いだろう。