くらし情報『難病の息子抱える43歳主婦が始めた「保護猫カフェ」に密着』

2017年3月12日 06:00

難病の息子抱える43歳主婦が始めた「保護猫カフェ」に密着

 

通常、猫カフェは猫と触れ合うための空間に重点をおいているため、カフェ部分は手狭になるところも少なくない。だが、藤村さんの運営する「保護猫の家*ARIGATO」は、カフェスペースがかなり広く設計されている。

「そうなんです。ただ、猫と遊ぶためだけじゃなくて、猫のこと、動物愛護のことを学べる場所にしていきたいと思ってるんです。愛護動物虐待防止管理士の講習会も開きたいと思っています」

ゆくゆくは、藤村さんと親交があり、かつ動物愛護に関心の高い芸能人の講演会なども開きたいという。

「何よりやりたいと思っているのが、地域の小学生たちを招いての勉強会なんです」

動物虐待が、DVや凶悪犯罪の前触れになることが多いと通説になっている欧米では、幼少時から動物愛護や動物福祉を学ぶ機会がたくさんある、と藤村さん。

「でも、日本の学校では、動物虐待や殺処分について学ぶ機会は、残念ながらほぼゼロです。大人でも、動物福祉や動物愛護法を知らない人がほとんど。
犬や猫の殺処分をなくし、さらには人間への暴力もなくす一助になると思います」

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