朴槿惠 史上初弾劾でどうなる?韓国国民恐れる“悲劇の結末”
「彼女の周りには人がいない。独身で家族もなく、40年来の親友は、自分への贈賄容疑で被告の身。孤立している。哀れでかわいそうだ」(辺真一コリア・レポート編集長)
3月10日、朴槿恵・韓国大統領(65)が罷免された。憲法裁判所8人の裁判官、全員一致の決定だった。
韓国の歴代大統領は“血塗られた歴史”と言われてきた。退任後にいずれも悲惨な運命をたどったからだ。だが朴前大統領について、ジャーナリストの高英起氏はさらに過酷な運命が待つという。
「冷静に考えると、退任後に断罪された歴代大統領たちも、例えば息子が罪に問われた金大中は悠々自適。金泳山もそうでした。逮捕された全斗煥、盧泰愚も最後は恩赦で許されています。しかし朴前大統領は罷免され、単なる一般人になりました。任期を全うし、最後は許された歴代大統領たちと決して同じではありません」
コリア・リポート編集長の辺真一氏もこう言う。
「彼女の今後は2つしかありません。ひとつは、塀の中に入ること。もうひとつは、温情で在宅起訴になることです。