永井大が明かす実父が3年間つけていた「大の青春日記」
「テストの点数で友達に負けても発奮しなかったけど、ずっと記録が残る運動では絶対負けたくなくて(笑)。母校にはいろんな種目の僕の記録が、今でも更新されずに張り出されています」
こう語るのは。長身で均整のとれた体つき、身体能力も抜群に高く、筋肉バトル番組『スポーツマンNo.1決定戦』などで好成績をあげた俳優の永井大(38)。父親が空手の師範で、永井自身も空手でインターハイや国体で上位、松濤館流の全国大会では優勝を果たした。
そんな彼がこの春、『わらいのまち』でコメディの舞台に挑戦する。9年前の初舞台『夕』の作・演出家の宅間孝行による新シリーズの1作目だ。
物語の舞台は、さびれた田舎町の温泉旅館「まつばら」。町おこしのイベントが明日から始まるため、国会議員が視察に訪れ「まつばら」に宿泊することに。
イベントの実行委員長でもあるこの旅館の次男坊(永井)を始め、三男(柄本時生)、仲居たち(柴田理恵、鈴木杏樹)は大張り切りでもてなす。そこへ、「疫病神」と呼ばれる音信不通だった長男(宅間)が町に帰ってきているとの不吉な知らせが……。
「単に言葉の行き違いや勘違いが交錯して、話がどんどん予想外の方向へ。登場人物たちが必死でしていることが間違えているんですから、彼らの一生懸命な姿は滑稽で笑えますよ。テレビで国会中継を見ていると、懸命に答弁している議員の後ろで居眠りしたり、野次を飛ばしたり揚げ足取ったりする人もいる。“おいおい、論点はいったい何?”と突っ込みたくなりますよね。そんな点が本作と似ているかな(笑)」
今回は、30代最後の年でのコメディへの挑戦である。
「このあいだ部屋の掃除をしていたら、成人式のときに父からもらった手紙が出てきました。
読み返してみると、父は今の僕と大して変わらない年齢なのにすごくメッセージがしっかりしている。上京した20歳の僕を見守ってくれてたんだなぁ。直筆の文面って温かいですよね。当時はわからなかった親の愛情がひしひしと伝わってきました」
そしてこの春、彼も父親になる。
「運動に励んでいた高校の3年間、父はずっと僕の青春日記をつけていてくれたんです。“お母さんと喧嘩した”“彼女ができたようだ”と親の目線で。子どもにも思い出を形にして残してあげたい」
提供元の記事
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