くらし情報『花粉症撃退、姿勢矯正も…「鼻呼吸」実践していますか?』

花粉症撃退、姿勢矯正も…「鼻呼吸」実践していますか?

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「私たちは、ふだん無意識に呼吸をしていますが、口で吸うか、鼻で吸うかにより、その質は大きく異なります。たくさん酸素を取り込める呼吸が、“健康にいい呼吸”といえるでしょう」

こう話すのは、池袋大谷クリニック院長の大谷義夫先生。大谷先生は、呼吸器内科の専門家としてこれまで数多くの患者を診てきた。そんな大谷先生が、懸念しているのが、口呼吸をしている人が年々増えているということだ。

「鼻呼吸では、鼻毛や鼻腔の粘膜が、不衛生な外気やウイルス、細菌、花粉、ほこり、PM2.5といった異物の侵入をブロックしてくれます。また、冷たく乾いた外気を、適度に温めたり、湿らせてくれたりもするのです」

次に扁桃が異物をブロック、さらに、線毛(※気道や肺にある毛のようになっている組織)が異物をキャッチと、フィルター機能が何重にも働いている。

「しかし口で呼吸をすると、まず鼻で異物をブロックすることができなくなりますし、乾燥のために線毛の働きが弱くなります。フィルター機能が十分に働かないために、異物を体内に取り入れてしまうことになるのです。

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