都議選候補の「頑張るママ」たち…夫亡くした過去も明かす
都民ファーストの会“小池新党”が、初の新人公認候補予定者として発表した2人の女性は、ともに「頑張るママ」。しかし、それぞれが置かれている状況や、歩んできた道のりはまったくの別ものだった−−。
「100カ所くらい保育園の情報を調べて、少しでも入れる可能性がある園を10カ所以上は見学しました。保育園に預けられないと職場復帰が難しい。必死で“保活”していました。結局入れたのは新設の私立保育園だったんです」
自身の苦しい“保活”体験を振り返るのは、女性の生きやすいライフスタイルを提案するキャリアアドバイザーの茜ヶ久保嘉代子さん(41)。キャリアウーマンとして活躍しながら出産を経て、現在も長女(7)の子育て真っ最中の彼女がスポットライトを浴びる日が、近づいている。
茜ヶ久保さんは小池百合子東京都知事(64)の政治塾「希望の塾」を受講し、7月の都議選の候補選抜試験を受験。
そして3月8日、都知事の会派「都民ファーストの会」が公認候補予定者として、政治経験ゼロの彼女を杉並区選挙区で抜擢すると発表した。