くらし情報『作者語る『ルパン三世』の秘密3「銭形の幅の広いキャラは貴重」』

作者語る『ルパン三世』の秘密3「銭形の幅の広いキャラは貴重」

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「(銭形警部の)名前の由来は、銭形平次からなんだけど……。僕の生まれ故郷・北海道にはアザラシが棲息していてね、それが『ゼニガタアザラシ』っていうんですよ(笑)。じつはそこからも取りました。だから両方から取った名前ということになるね(笑)」

そう語るのは、『ルパン三世』の原作者のモンキー・パンチ先生(79)。「とりえず3カ月やってみようか」−−。’67年、創刊された『漫画アクション』(双葉社)の編集長の一言から始まった漫画『ルパン三世』。当時、まだ新人だったモンキー・パンチ先生は、新たな漫画誌の連載企画として『ルパン』を提案するも、「今さらルパンは古いだろ」と、却下されかけたが、「『007』と『怪盗ルパン』をミックスさせた漫画を描きたい!」と再度アタック。編集長から「やってみようか」とGOが出た。


それからはや50年……。今や海外でも大人気の『ルパン三世』。50年にもわたりその人気を支えているのは、個性豊かなキャラたち。その生みの親であるモンキー・パンチ先生が、知られざる銭形警部誕生の秘話を本誌に明かしてくれました!

「ルパンと銭形の関係は、僕が昔から好きなアニメーションの『トムとジェリー』。

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