中山優馬 12kg減量と引っ越し…主演にかけた役作り明かす
「この作品は、すべてをなげうってでも出たいと思った作品なんです」
こう語るのは、現在放送中のWOWOW『連続ドラマW北斗−ある殺人者の回心−』で、主人公の北斗役を務めている中山優馬(23)。親から虐待を受け、やがて殺人犯になるという難しい役を演じている。
「意味を理解していても気持ちが追い付いていかない台詞の破壊力に、とにかく圧倒されました。そしてこの役をやってみたいと。オーディションが終わったとき、これで落ちたらしょうがないと思えたくらいに出し切りました」
そしてつかんだ主演の座だが、つぎに待ち受けていたのは過酷な減量。短期間で10キロ減量を監督から言い渡されたのだ。固形物をとらず、サウナで水分を落とす日々。そして約12キロの減量に成功した。
「おなかがすいてつらかったときはありましたけれど、だんだん慣れていくので追い詰められたという感覚はあまりなかったです。減量が終わってすぐに食べたものはうどんでした。おいしかったですねぇ。共演者の松尾スズキさんからは、焼き肉店で使えるお食事券をいただきました。