熱心にためても使わない!?カードポイントの仕組みと活用法
「大手銀行の定期預金金利が0.01%と超低金利が続くなか、あらためてクレジットカードなどの『ポイント』が注目されています。ただ、ためることには熱心でも、たまったポイントには無頓着な方もいます。ポイントはお金と同じ。上手に活用することを考えてみましょう」
こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。カードのポイントは「お金」と同じだという。そこで、荻原さんがカードポイントの仕組みと、よりお得な活用方法を解説してくれた。
【1】有効期限を過ぎると失効
「ポイントの有効期限は2年間が一般的ですが、例外も多くあります。また、“最後にポイントを獲得した日から○年間有効”などと規定するカードもあります。
当然、いずれも有効期限を過ぎると、ポイントは失効します。ポイントの失効時期は、カードの利用明細書に書かれていますので、ご確認を」
【2】大切なのは還元率
「カードがどれくらいお得かは『還元率』で比較します。還元率とは、カードをいくら利用して(利用金額)、リターンとしていくら戻ってくるか(ポイント還元)