新電力で得する世帯増!東京・大阪で電気代が安くなるプラン
満を持してスタートしたかに見えた、家庭用電力の小売り完全自由化から、はや1年。しかし、ふたを開けてみれば、この1年弱で電力会社を切り替えた世帯は全国平均でわずか4.97%(電力広域的運営推進機関発表)。わかりにくさや不安感も背景にありそうだが、ポイント制などを考慮に入れず、純粋に電気料金のことだけを見れば、“年間の電気料金が10万円以上の世帯なら、切り替えたほうが得になる”という。
「電気の使用量が多いほど、切り替えたことでの節約効果は高くなります。その分岐点が、年間の電気代で約10万円。これを超える家庭なら、切り替えによって月1,000円以上、料金を安くすることが可能です」
こう話すのは、電力比較サイト「エネチェンジ」の巻口守男さん。そこで、40A契約500Wh使用を条件に東京電力管内と関西電力管内で、電気料金が安くなる新電力会社のプランベスト5を選んでもらった。
■東京電力管内
【第1位】エルピオでんき「スタンダードプランS」・節約額(年間)1万5,061円
【第2位】サニックスでんき「サニックスエコセーバー」