四つ葉のクローバー『べっぴんさん』1週間まとめ読み【最終週】
連続テレビ小説『べっぴんさん』の第26週(最終週)は、昭和59年3月。すみれ(芳根京子)は、月に1回のペースでキアリスのお直し部に出勤。紀夫(永山絢斗)は趣味のカメラを片手に隠居生活を送るようになっていた。春休みに入り、さくら(井頭愛海)が11歳になった娘の藍(渡邉このみ)を連れてすみれの家を訪れる。春休みの間はすみれの家で過ごし、塾に通うことになっている藍。すみれの作った大好物のぜんざいをうれしそうに食べる。
そのころ世界の料理店「レリビィ」では、昭一(平岡祐太)が常連客と将棋をしていた。側で、勝二(田中要次)は大きなあくびをしている。
「もう、居眠りばっかして」と良子(百田夏菜子)。キアリス退職後、ウエイトレスとして龍一(森永悠希)の手伝いをしていたのだ。カウンター席には、明美(谷村美月)と栄輔(松下優也)の姿が。
そこに、君枝(土村芳)とすみれ、藍がやってくる。「また背高くなったやないか?」と孫の成長を喜ぶ昭一。良子は、40歳になった龍一がまだ独り身なのを愚痴るが、「いろんな生き方があってええんちゃうの?」と明美。栄輔と一緒に暮らし始めて10年、籍を入れていない。