斎藤工「サンシャイン斎藤、まだ引っ張りますか?」
「“サンシャイン斎藤”ね、まだ引っ張りますか?(笑)。最近、僕を芸人さんだと思われている方が多いのか、『何か、やりたい企画がありませんか?』って言っていただくことが増えて。ありがたいのですが、ハードルが上がるのも困ったな、と」
こう語るのは、年末のバラエティ番組でお笑い芸人・サンシャイン池崎のモノマネを披露した斎藤工(35)。その絶叫する姿が強烈で、爆笑と話題を呼んだ。
「振り返ると、僕って、振り子式に生きてきたなぁと思うんです。たまたま不倫を題材にした作品で演じた役の印象が大きいだけ。昔から僕を知っている人は“セクシー”っていう今の世間の代表的なイメージに笑っちゃうみたい。僕の本質は、全然二枚目ではないですから。
でも一方で、そう見られることは悪くないと思う自分もいて。それでまた、逆の方向に振って人を驚かしてみたり、次はどうしようか?って考えたり」
そんな斎藤が、イケてない高校生を演じるのが、公開間近のオムニバス映画『ブルーハーツが聴こえる』(4月8日より全国ロードショー)のなかの一作『ラブレター』。現在はプロの脚本家として活躍しているが、高校時代は“おデブ”だったという主人公(斎藤)が、初恋の相手を救おうとするファンタジーだ。
「自分自身の学生時代を振り返ると、初恋らしい恋の経験は、まったくなかった。強いて言うなら、中学時代、1学年上に憧れの先輩がいました。同級生にはない大人っぽさがあって、オリエンタルなムードがある方で。恋愛感情みたいなものを抱いていたけれど、告白することもなかった。僕の中学時代の写真を見ると、マッチの燃えかすみたいなんです。
スポーツ刈りだったし、全然イケてなくて。華々しい学生生活を送ってきたと思ったら、大間違いです!」
劇中の主人公同様、斎藤自身も映画製作に情熱を燃やす存在。この夏には36歳を迎えるが、今後の活動の予定は?
「僕、来年から3年間、大殺界に入るんです。引っ越し、結婚、新しいことは年内に動かなきゃ!と。まず、これまで構想していたことを形にしたいと思っていて、その一つが、途上国の子どもたちに映画を見せるプロジェクト『移動映画館』。つい先ほど、先日訪れたマダガスカルの子どもたちからの手紙を読んでボロボロ泣いちゃいました。海外で上映できる作品がなかなかないという現状もありますし、有志たちと一緒に自分の手で映画を製作できたらいいですね」
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