「J.ガイルズ バンド」のギタリスト、J・ガイルズ、遺体で発見される
右から3人目がJ.ガイルズ
(写真:Shutterstock/アフロ)
1970~80年代にかけて活動した「J. ガイルズ バンド(The J. Geils Band)」のギタリスト、J・ガイルズが米国時間11日、マサチューセッツの自宅で遺体となって発見された。71歳だった。死因はまだわかっておらず、地元警察が調査中だが、事件性は薄いという。
J. ガイルズはカウント・ベイシーやデューク・エリントンといったビッグバンドを聴いて育ち、ノースイースタン大学ではトランペットとドラムを学んだ。しかし、当時ボストンを席巻していたフォークシーンに魅せられて大学を中退し、マサチューセッツ州のウースター工科大学に編入。1967年にピーター・ウルフ、セス・ジャストマンらと共に「J. ガイルズ バンド」を結成した。
1970年にR&B色の強いブルースロックバンドとしてメジャーデビューし、「Lookin’ for a Love」「Cry One More Time」「Must Of Got Lost」などのヒット曲を連発。70年代後半からポップ志向が加速し、大衆受けを意識した曲が多くなっていく。