くらし情報『遺体からキノコが生える!? 世界の“エコ葬”が色々すごい』

遺体からキノコが生える!? 世界の“エコ葬”が色々すごい

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「一般的に、火葬で排出される二酸化炭素は1人あたり約160~250キログラムといわれています。ガソリンの排出量に換算すると、日本を縦断できてしまうほど。現在世界では、環境に配慮したさまざまな遺体処理方法、葬送の方法が提案・実施されています」(葬儀関係者)

宗教上の理由で禁じられている場合を除き、日本国内ではすべての遺体は火葬されている。仏教とともに伝来されたといわれている火葬は、土葬に比べて衛生的であること、土葬を禁じている墓地が日本に多いことから、日本人が思い浮かべる葬送方法としては一般的だろう。しかし近年、諸外国で火葬における排ガス量が問題視されている、と前出の葬儀関係者は語る。

「日本でも、お棺の素材を段ボールにするなどして、火葬の際に排出される二酸化炭素を抑える試みがなされています。段ボールでも、見た目は普通のお棺と区別がつかないほど、しっかりとしたつくりになっています」

本誌は、世界で行われている葬送方法を調査。調べてみると、海外では驚くべき“エコ”な葬送方法が実施されていた--。

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