くらし情報『全国から食通集う青森・創業70年総菜店の焼きおにぎりのヒミツ』

2017年5月12日 06:00

全国から食通集う青森・創業70年総菜店の焼きおにぎりのヒミツ

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「ぅめ~が?(おいしい?)」

ようやく春が訪れた北国・青森。青森市内にある古川市場で、焼きおにぎりを頬張る幼い姉妹にほほ笑むのは横山はる江さん(82)。新鮮な魚介を売る店が連なる市場の片隅で、2坪の広さの小さな総菜店・通称「はるえ食堂」を営んでいるはる江さん。創業して70年、名物は焼きおにぎり。注文すると「時間がかかるよ」といいながら作りだす。

「この前、ブラジルから帰郷した人が泣きながら“おいしいよ!”と食べていましたよ」とはる江さん。最初は、市場で働く人たちのために作られた焼きおにぎりだが、今では東京や九州など観光客が食べに来る。他人が触ったおにぎりが敬遠される時代に、はる江さんのおにぎりが人気を集めているのはなぜだろう。


七輪の炭火でじっくり焼かれるおにぎりは、完成までに30分!アツアツを頬張ると、焼けた黒ごまがパリッとクリスピー!でも中のご飯はふんわりと軟らかい!!口に広がる香ばしいごまの香りに紅鮭の風味……。経験したことのない食感なのに、懐かしい!

「13年前に死んだお父さん(夫)

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