データでみる県民性…節約嫌いなのは公営競技場が多いアノ県
「相手の県民性を知ったうえで、話し方を工夫してみると、人間関係もうまくいきます。トラブルの原因にもなりやすい“お金”ですが、私たちは金銭感覚についても、さまざまな設問を設定しました」
そう話すのは、リサーチプロデューサーでディグラム・ラボ代表の木原誠太郎さん。ディグラム・ラボは日本全国約1万人を対象に、アンケート調査を行っている。設問は225にも及び、金銭感覚に関しても《カード払いが多い・現金払いが多い》《ポイントカードを貯めている・ポイントカードを貯めていない》など多岐にわたるが、今回は本誌のために、その調査結果を公開してくれた。
「調査結果を『ディグラム』という心理的手法で分析し、47都道府県別に解釈を施したりもしました。すると、いままでモヤッと感覚的にとらえていた“県民性”をデータにより可視化することができたのです」(木原さん)
アンケートの《「節約」が習慣化しており、ふだんから無意識のうちに節約している》という設問に対して、もっとも「あてはまる」という回答が多かったのが三重県民だった。