くらし情報『草刈正雄 初めて語る亡き母の教え「年を重ねるほど素直に…」』

草刈正雄 初めて語る亡き母の教え「年を重ねるほど素直に…」

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「亡き母に、『真田丸』を観てもらいたかった。時代劇が好きな人でしたから、きっと喜んでくれたと思います」

昨年のNHK大河ドラマ『真田丸』で“昌幸ロス”を巻き起こしたことが記憶に新しい草刈正雄(64)。今月12日に発売した初の写真集では、亡き母・スエ子さん(享年77)との“お宝2ショット”も公開。今回、最愛の母との“57年間の絆”を初めて明かしてくれた。

草刈は1952年、福岡県小倉市でアメリカ人の父とスエ子さんとの間に生まれた。しかし米兵だった父は、草刈が生まれる前に朝鮮戦争で戦死。兄弟もおらず、ずっと“母1人、子1人”の2人暮らしだったという。

「母は、ひと言でいうと“すごく厳しい人”だったかな。
典型的な“九州の女”。でも今思えば、『私が父親代わりにならなきゃ』という思いもあったのかもしれませんね。母は日用品の卸売店で働きながら、女手ひとつで僕を育ててくれましたから」

やんちゃで母を困らせていたという正雄少年も、中学生になると早く自立するためにアルバイトを始めた。

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