山本裕典 電撃解雇2カ月…初めて語った“経営者転身の今”
決して(事務所と)喧嘩別れでもないし、田舎の学生を芸能界に連れてきて育ててくれて、いまも感謝しかないんです」
――結局、なぜ解雇されたんですか?副業のバー経営が問題だった?
「実際にいまも飲食店を何店舗か経営していて、それは事実です。事務所には言っていませんでした。悪いことだとは思っていなかったので。親友が3~4年前に始めたんですけど、俺の名前を使えばお客さんが来てくれるというので、経営資金も出して任せていたんです。貸したお金は返してもらっていましたが、お金(給料)は発生していませんでした。事務所からちゃんとした給料をもらっていて、困ってなかったので。友達や後輩を食わせてあげたいと始めたんですけど、まあ、いまは僕もクビになってしまったので、取締役という立場になって、給料ももらってます。(解雇は)急なことで戸惑いましたが、文句を言う筋合いもないし、本当に感謝しかないんです。
中田社長は堅くて親父みたいな人なんで(苦笑)。社長に反発もしてました。刃向かってもいました。でもいまでも親だと思ってます。いつか、ウチの店にメシ食いに来てほしいですね」
そう言って笑った顔は、少しさびしげに見えた。