【ポップな心霊論】「その心霊写真、本物かどうか鑑定します」
その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(25)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!
【その心霊写真、本物かどうか鑑定します】
この連載を始めてから、“心霊写真を見てほしい”と、お願いをされることが増えました。腕とか脚とか体の一部が透けて写っているもの、光の玉のようなものが写っているもの。いろいろなパターンがありますが、僕が見てきた限り、たいていはカメラの誤作動とか光の加減で偶然撮れたもので、霊とは関係がありません。
どうしてそう言い切れるかと言うと、僕の場合、本物の心霊写真ならパッと見ただけで「うわ、気持ち悪っ」と感じるからです。以前、よしもとの先輩芸人・風来坊の伊山さんに京都で撮った心霊写真を見せてもらったことがあります。チラッと見た瞬間に「これは本物だ」と確信しました。ゾワッと一気に悪寒がしたので。