第20回「葉月里緒奈「魔性の女」報道に見える“騙された男”側の都合」
「魔性の女」。それは小悪魔とは異なり、計算などせずとも知らず知らずのうちに男を惹きつける魔力を持った特別な女を指すそうです。女であれば持ちたい力の1つかもしれません。しかし魔性の女とは響きこそかっこいいものの、名づけられたら最後。冷静に考えると、なんと損な役回りではと思うのです。
90年代、さまざまな男性と浮名を馳せた葉月里緒奈さん(41)。そんな彼女が女性自身本誌にスクープされました。2年前に不動産会社の御曹司である夫と離婚。
子どもの親権を手放し、ジュエリー販売を手がける男性と交際していることが明らかになりました。
葉月さんは04年の結婚後、仕事をセーブ。しかし近年はバラエティやドラマなど多数の番組に復帰し、40代で女優としてのリスタートを切っていました。そんな彼女に浮上した今回のスクープ。驚くのは、その反響の大きさです。
葉月さんは19歳で俳優との不倫関係が明るみに出た際に「相手に奥さんがいても平気です」と名言を残し、“魔性の女”と呼ばれるようになりました。当時の美しさを思い出すと、子どもだった筆者もドキリとして見入った記憶があります。