低糖と微糖は同じ!?たくさんありすぎる「甘さ」表示一覧
いよいよ夏に向かい、外出先でドリンクを買う機会も増えていく。そんなとき、コンビニに入り、ドリンク売り場で目に飛び込んでくるのが糖質ゼロ、無糖、シュガーレス、抵糖、微糖、甘さ控えめといったさまざまな表示。「低糖」と「糖分控えめ」、どちらに糖類がたくさん入っているかわかりますか?実はこの2つ、基準は同じなんです!それにしても、何でこんなに表示が多いのか?
「たしかに、一般的な消費者にとっては、わかりづらいですよね。甘さの表示には『栄養表示基準』という定めがあり、消費者が誤解しないような説明を義務づけられています。逆に言えば、それに抵触さえしていなければ、表現は比較的自由なんです。各メーカーが工夫を続けた結果、こんなにたくさんの表現が生まれたのでしょう」
そう話すのは、管理栄養士で横浜創英短期大学名誉教授の則岡孝子さん。この数年の低糖質ダイエットブームのせいか、「糖類ゼロ」を売りにしている食品や飲料も多い。
「糖類ゼロは食品100グラム(飲料なら100ミリリットル)あたり、糖類が0.5グラム未満であれば、表示することができます。