くらし情報『吉本史上最年少座長の酒井藍 異例抜擢の陰にあった縦社会半生』

2017年6月9日 11:00

吉本史上最年少座長の酒井藍 異例抜擢の陰にあった縦社会半生

だから当時はずっと『新喜劇に入りたい、新喜劇に入りたい』と、自分でも病気かなと思うくらい紙に書いていましたね(笑)」

呪文のように新喜劇入団への夢を書き続け、新団員募集の情報を「獲物を狙う虎のように」漁る日々。県警に勤めた期間は1年半だったが、これも今につながったという。

「警察も柔道と同じ縦社会。新人が朝早く出勤して掃除をすませ、先輩が来たらお茶を入れるのが当たり前でした。新喜劇でもいちばん下が雑用を担当するんです。でも私は柔道部や県警職員時代があったから何の迷いもなくこなすことができました」

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