くらし情報『共謀罪に警鐘鳴らす美人弁護士、気むずかしかった幼少期』

共謀罪に警鐘鳴らす美人弁護士、気むずかしかった幼少期

卒業したのは女子大の英文科。その後、小樽の実家に戻り、OL生活を送っていた。弁護士を志したのは、会社を退職し、結婚した26歳になってからだ。司法試験に合格したのは34歳。以後、「大阪パブリック法律事務所」に所属し、殺人や強盗などの凶悪事件の刑事弁護を専門に手がけてきた。

弁護士2年目の’12年、大阪の老舗クラブ「NOON」の経営者が風営法違反で摘発された事件の弁護団に加わり、無罪を勝ち取ったことから、亀石さんはその名を上げる。’15年から始まった「GPS裁判」では、今年3月、亀石さんを主任弁護士とする弁護団の「GPS捜査はプライバシーの侵害にあたり、令状がなければ違法」という訴えが、最高裁でほぼ全面的に認められるという快挙を達成。彼女は一躍、時の人となった。


「よく権力と闘うイメージで見られがちですが、実はものすごく肩の力が抜けています。自然体で素直に物事を見ているだけ。普通の一般人の感覚です」

たおやかにほほ笑む亀石さんだが、想像し難い幼少期を、彼女は淡々と語り始めた。保育園には、行くのが嫌すぎて吐いてしまうほど。登園した際でもいつも弟と2人、壁際で手をつなぎ、誰ともしゃべらず立っていたという。

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